インタビュー

スペシャリスト

株式会社 アンビシャス

中学時代は野球に熱中する。学業修了後は大手運送会社に入社し、30年以上勤務。ドライバーの教育や管理職を務める中で独立心が芽生え、コーチングを学んだ後に「アンビシャス」を創業。2020年には法人化を果たし、運送業界の経験とコーチングの手法を生かした運転指導コンサルティングを軸に事業を展開している。

株式会社 アンビシャス
住所 〒272-0123
千葉県市川市幸1-19-10
URL https://ambitious-c.com/

 さっそく、深瀬社長のこれまでの歩みをお聞かせください。

深瀬 中学では野球に熱中し、新人戦で優勝するなど主軸を任されるようになりました。しかし、あるとき4打席連続三振を喫したことでスランプに陥り、野球に打ち込めなくなってしまったんです。高校生のときに映画『トラック野郎』を見て、運送業界に憧れを抱くようになりましてね。卒業後は大手運送会社に就職し、5年後には別の運送会社からヘッドハンティングを受けたんです。そこで約30年勤務する中で、ドライバーの教育係や管理職を務めるようになりました。

 運送業界一筋でいらっしゃったのですね。独立に至ったきっかけは?

深瀬 50歳を過ぎた頃に、このまま定年まで会社にお世話になるよりも、人生の折り返しでもある50代こそもう一度挑戦するべきだと、独立の道を模索するようになりました。そしてあるカリスマ経営者の講演に参加したとき、「人を笑顔にして、元気を与えられる人になりたい」という思いが湧き上がってきたんです。講演会でコーチングを知った私は勉強を重ね、当社を立ち上げました。

 現在はコーチングの他に、運転指導コンサルティングを手がけていらっしゃるとうかがいました。

深瀬 ええ。ある軽貨物運送会社の社長さんから「ドライバーの事故が続いているので、指導をしてほしい」とご相談をいただいたことがきっかけで、運転指導を行うようになりました。細かい技術を教えるよりも、ドライバーが最高のパフォーマンスを発揮できるよう、コーチングの手法を導入しているんですよ。

 なぜ、社長はそこまで人のために尽くせるのでしょうか?

深瀬 コーチングの勉強を続ける中で、「自分も誰かの力になり笑顔にしたい」という人生の目的がはっきりと見えてきたんです。私は高校時代に2度も停学を経験しましたが、退学寸前まで追い込まれた私に担任の先生が「お前のことは見捨てない。絶対に卒業させる」と声を掛けてくださったんです。そんな恩師とも言える先生の影響もあると思います。

 今後についてはいかがですか?

深瀬 まずは物流の要である運送業のドライバーが、笑顔で生き生きと働ける環境を実現し、子どもたちの憧れの職業にしたいです。また私はサッカーが大好きで、過去にバングラデシュのストリートチルドレンに古着のユニフォームを送ったところ、笑顔いっぱいの写真が送られてきました。今後の目標は、地元の千葉県にサッカー施設を立ち上げ、子どもたちを笑顔にするのはもちろん、練習に付き添う親御さんが快適に過ごせるようなカフェやキッズスペースなどを設ける他、多目的ホールも併設した本格的な施設を構想しています。大人が生き生きと働ける環境を実現して、子どもたちにも大きな夢を与え続けていきたいですね!

GUEST COMMENT

巻 誠一郎

「57歳。人生まだまだ折り返し地点です」と語ってくださった深瀬社長は、人との出会いで人生が大きく変わり、今は社会貢献に尽くしておられる素晴らしい方でした。私も講演会で子どもたちに「夢を持とう」と呼びかけているので、社長の理念には大いに共感しました。社長の今後のご活躍を期待しています!


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