インタビュー

建築

LAY BACK

京都府出身。42歳。若い頃は自由奔放な生活を送っていた。環境を変えるために京都を離れて関東へ行き、足場工事の会社でアルバイトを始める。そこで出会った親方の会社で働き、長年にわたり工事部長として事業をけん引。自らと同じ境遇の若者を正しい人生に導くため、2019年に「LAY BACK」を創業し奮闘中だ。

LAY BACK
住所 〒194-0212
東京都町田市小山町1505-23
URL https://lay-back.jp/

足場工事で躍進する「LAY BACK」。村越代表は、昔の自分と同じ無軌道な若者を更生させたい一心で、あいさつや人に感謝する気持ちから教育し、見事な成果を上げている。同氏の誠実な姿勢に、タレントの嶋大輔さんも「初心を思い出した」と感激していた。


地元の京都を離れて足場工事で独立へ

 足場工事でご活躍中の村越代表。これまで波乱万丈の人生を歩み、今もさまざまな思いを抱えながら事業に奮闘中だそうですね。ぜひ、現在に至るまでの詳しい道のりをお聞かせください。

村越 私は京都府出身で、10代の頃はかなりのやんちゃ者でした。それで21歳の時に、まるで泥船のような人生から抜け出すため無理にでも環境を変えようと決意したんです。親にも友達にも伝えずに京都を離れました。1人で車に乗り辿り着いたのは、趣味のサーフィンで憧れの地だった湘南です。しばらくは車に泊まりサーフィンばかりしていましたが、ついに所持金がなくなり、大手建設会社で足場工事のアルバイトをするようになりまして。やがて、その会社の親方から「独立するので一緒にやらないか」と声をかけていただき、彼に付いていくことになったんです。

 その親方は、言ってみれば代表の恩人のような方ですね。

村越 おっしゃるとおりです。長年、親方の会社に勤め、技術的にも金銭的にもその会社で得られるものが上限に達しつつあった頃、親方に「もっと上を目指すにはどうすればいいですか?」と相談しました。そうしたら「独立すればいい」と温かいアドバイスをいただけたんです。でも、当時の私は工事部長として現場や採用の全責任を負っていたので、後任を育てるまでは独立するわけにいきませんでした。それで、最後の恩返しのつもりで1年かけて後継者を育成した後、2019年に独立し当社を創業したんです。

入社当初は人として正しい道を教育

 まさに「立つ鳥跡を濁さず」ですね。創業当初はうまくいったのでしょうか?

村越 実を言うと、当社には昔の私と同じようにやんちゃな人間ばかり集めました。それで、彼らがけんかをしたり事故を起こしたりするなど、毎日のようにトラブルが起きる状況が1年ほど続いたんですよ。しかし、私の使命はそういう若者を、仕事を通じて真っ当な人間に育てることだと考えました。その後はさまざまな苦しい出来事を乗り越えて売り上げを伸ばすことに成功し、ようやく会社も落ち着いてきたところです。

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