インタビュー

建築

株式会社 K.P.A

27歳。16歳で子どもを授かり親の支援で高校を卒業。その後、建築業界に飛び込み、解体工事にやりがいを感じ個人事業主として独立する。2021年1月に(株)K.P.Aを立ち上げた。社名は、Kindness(親切心)・Pride(自尊心)・Aspiration(向上心)の頭文字を取ったもの。

株式会社 K.P.A
住所 〒345-0043
埼玉県北葛飾郡杉戸町大字下高野1745
URL https://www.k-p-a-2018.com/

石黒 小礒社長が解体工事を始めたきっかけや、ご経歴をお聞かせください。

小礒 私は16歳で子どもに恵まれました。それで、生活のため高校卒業後に建築業界に飛び込んだんです。しかし、スーツを着て仕事をしたかったという心残りもあり、外構工事、鳶、設備工事などさまざまな現場に入ったものの長続きしませんでした。ところが、不思議なことに解体工事だけは見事にはまったんですよ。やがて、休憩時間になると職人が「うちの会社は」と愚痴ばかり言っていることに気付きました。それを聞いているうちに「自分だったらこうするのに」という思いが芽生え、個人事業主として独立することにしたんです。誰もが楽しく働ける環境づくりを目指しました。そして、さらに信用を高めるため2021年1月に当社を創業したところです。

石黒 社長の理想を形にした(株)K.P.Aさんの理念を教えていただけますか?

小礒 K.P.Aは「Kindness(親切心)」「Pride(自尊心)」「Aspiration(向上心)」の略なんですよ。お客様や近隣の方々や建物を解体した後に入る業者さんへの親切心、自分の技術に自信を持って現場に挑む自尊心、もっと腕を上げようという向上心を忘れずに仕事をしようと思いを込めました。私は、この3つのポリシーに基づいてスタッフを育成しています。

石黒 そこまで人材育成に力を注ぐ解体工事の会社は初めて知りました。社長ご自身も、さっぱりとした見た目の穏やかな方という印象を受けます。

小礒 建築業界の職人には、「いつも汚い格好をしている」「コンビニの前に座り込んでいる」という悪い印象がつきものですよね(笑)。しかし、これでは仕事を依頼してくださるお客様も不安になるばかりです。ですから私は見た目や話し方にも気を配っています。

石黒 社長の指導なら、スタッフのみなさんもどんどん成長するでしょうね。

小礒 ありがとうございます。当社は総勢6名の小さな会社ですが、10代・20代ばかりの若いスタッフに私は親のような気持ちで接しているんですよ。「部屋をきれいに片づけろ」と私生活に口を出すこともありますが、それは、自分の部屋が汚なければ解体後の清掃も雑になるなど仕事にも悪影響を及ぼすからです。でも、叱ってばかりいるわけではありませんよ。当社は、スタッフと私が日頃から冗談を言い合っている距離の近さが自慢の1つです。

石黒 それでは、念願の法人化を果たした社長の目標をお聞かせください!

小礒 私の一生のテーマは、みんなで仲良く働きながら「腕の良い職人」ではなく「素晴らしい人間」を育てることです。そのためにもスタッフ、同業者、元請けさんなど誰とでも近い距離でお付き合いします。そして、当社の知名度をどんどん上げ、解体工事業界のイメージも変えていきたいですね!

GUEST COMMENT

石黒 彩

解体業は素敵なお仕事だと思います。だからこそ、見た目や話し方で損をすると、もったいないと感じてしまうんですよね。その点、小礒社長は懐に入りやすいお人柄で「一緒に頑張ろう」「また次も頼みたい」と素直に思える方でした。この勢いで「埼玉に(株)K.P.Aあり!」とますます躍進してください!


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