インタビュー

ライフスタイル

株式会社 エヌヴィレッジ

革靴の材料となる皮革の製造会社に勤務。少数精鋭の体制の中で1部門を任され、経営のおもしろさを感じると同時に自ら事業を立ち上げたいという意欲が湧く。手始めにフランチャイズでポップコーンの移動販売を手がけ、2018年には独自の店舗を展開すべく(株)エヌヴィレッジを創業。2019年にアメリカンクッキー専門店、2020年には中華粥専門店をオープンさせるなど、ジャンルにとらわれない挑戦を続けている。

株式会社 エヌヴィレッジ
住所 〒123-0841
東京都足立区西新井7-7-10 301
URL https://nvillage.net
HEAVEN’S DOUGH COOKIES
住所 〒123-0863
東京都足立区谷在家1-18-12
URL https://www.rakuten.co.jp/heavensdoughcookies/
粥カフェ食堂
住所 〒123-0845
東京都足立区西新井本町5-1-8
URL https://cayucafe.com/

東京都足立区を拠点に、アメリカンクッキーと中華粥の専門店を展開する(株)エヌヴィレッジ。社長の中村氏は、地域活性化を第一に考え、他にはない店舗形態やメニューを模索しつつ住民の心をつかんでいる。その熱き思いに、タレントの水野裕子さんが迫った。


アメリカンクッキーで開店を決意

水野 まずは、中村社長が飲食業で独立されるまでの歩みをお聞かせください。

中村 もともと、私は革靴の材料となる皮革を製造する会社に勤務していました。そこは全社員が5人ほどの小規模経営で、私もすぐに1部門を任されましてね。日頃から社長が楽しそうに事業を運営している姿を見ていたこともあり、次第に「自分も起業したい」と考えるようになったんです。ただ、同業で独立すると古参者とのしがらみが生じそうだったので、フランチャイズでポップコーンの移動販売を始めることにしました。

水野 これまで携わってきた業界からあえて離れて、新たな一歩を踏み出されたのですね。不安はありませんでしたか?

中村 ポップコーンは日本でも定着しているお菓子で、映画館やアミューズメント施設でも定番の商品として人気を博していたので、不安はなかったですね。折しも、私が独立した2015年頃はポップコーンブームも起こっており、追い風を受けながら関東一円のショッピングモールへイベント出店していました。それを2年ほど続けるうちに、取引先も自力で開拓できるようになり、お客様からのご要望をもとに「もっとこうしたい」と理想のイメージも湧いてきたのですが、なかなか本社には聞き入れてもらえず―それならばいっそ自店舗を立ち上げようと2018年に当社を創業したのです。

水野 なるほど。ご自身の理想を追求するために完全独立をされたと。食材はやはりポップコーンを選ばれたのですか?

中村 いえ。開店にあたって目を付けたのが、アメリカンクッキーでした。以前から私はしっとりした食感のアメリカンクッキーが好きだったのですが、食べたいと思って探しても売っている場所が少なくて。「つくる人がいないなら、私が広めていこう」と考え、仲間と共に試作を繰り返したんです。ちょうどそのタイミングで、駅ビルからポップコーンの出店依頼があり、私は「アメリカンクッキーでやってみませんか」と提案してみました。すると、時季的にホワイトデーが近かったこともあって、先方にも採用していただき、無事に出店できたのです。

水野 社長の挑戦心が認められたのですね。開店後の売れ行きは順調でしたか?

中村 さすがに最初からブームとはなりませんでしたが、常に改善点を考えて取り組みましたし、認知さえされれば必ずはやらせられる確信があったので、不安はまったく感じませんでした。実際、売り上げは着実に伸び、2019年には実店舗の「HEAVEN’S DOUGH COOKIES」も開店できました。当店のアメリカンクッキーは1枚1枚手づくりで、添加物等は一切使用しておらず、その場で焼き立てを召し上がっていただくことはもちろん、大切な方へのお土産としてもご好評をいただいているんですよ。

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