インタビュー

建築

有限会社 シロイ圧接

代表取締役
津久井 豊
19歳の時に先輩の紹介で圧接工事の世界へ入る。経験を積む中で仕事のおもしろさに気付き、1992年に独立して(有)シロイ圧接を立ち上げる。現在は息子である公太氏にバトンを渡すべくさらなる体制強化に努めている。

専務取締役
津久井 公太
高校時代までプロを目指してサッカーに打ち込むも、道半ばで挫折を味わい、手に職を付ける道へと方針転換して家業に入る。業界の人手不足を解消すべく、職場環境の整備や外国人労働者の育成に乗り出し活躍している。

有限会社 シロイ圧接
住所 〒273-0118
千葉県鎌ケ谷市中沢972
URL https://www.shiroiassetu.co.jp/

圧力と熱を加えて鉄筋を接合する「圧接」。高い技術力を武器に建設業界を牽引しているのが(有)シロイ圧接だ。津久井社長は今、息子の公太氏と共に海外の人材育成に乗り出すなど、未来へ歩みだしている。親子の挑戦に、マラソンランナーの千葉真子さんが迫った。


衝突と融和を繰り返しながら

千葉 こちらは、鉄筋と鉄筋をつなぎ合わせる「圧接」という工事を専門に手がけていらっしゃる会社だとうかがいました。まずは、今日に至るまでのお2人の歩みからお聞かせいただけますか?

津久井(豊) 私は19歳の時、先輩に紹介される形で圧接工事の世界に入りました。最初は独立について特に意識していませんでしたが、次第に「技術を身に付ければそのぶんだけ利益を上げられる」という仕事のおもしろさに気付き、自分で事業を手がけたいと思うようになりまして。それで、仲間と2人で1992年にこの会社を立ち上げたんです。そこからは横のつながりを生かしながら、着実に規模を拡大してきました。

津久井(公) 私はずっとサッカーに打ち込んでいて、プロ選手になることを目標に掲げて高校もサッカーが盛んなところに推薦入学したんです。しかし、そこで高い壁にぶち当たり、夢を諦めざるを得なくなってしまい―それならば早く手に職を付けて社会で活躍しようと気持ちを切り替え、父に相談して家業へ入ることにしたんです。

千葉 親子で同じお仕事をされるというのは、お互いのことをよく知っているぶん、難しい部分もあったかと思います。その辺りの感触はいかがでしたか?

津久井(豊) 最初の頃は、毎日のように喧嘩していましたね(笑)。ですが、それは会社をより良くしようと思ってのことだったので、しっかり向き合い、意見交換しながら前へ進んできたんです。

津久井(公) 親子といえど、仕事に対する考え方も、何をベストと思うかについても差異はありますから、ある程度ぶつかるのは当たり前だと思っていました。それでも、最終的に目指している方向性は同じだったので、互いに言いたいことを言い合うスタイルのまま、ここまで歩んでこられたのでしょうね。

千葉 素敵な関係ですね。スポーツでも、例えば監督と選手が本音でぶつかり合って意見交換ができる環境のほうが、より良い結果につながることが多いので、今のお話にはとても共感できました。言いたいことが言えずにぎくしゃくしてしまうより、ずっといいと思います。

津久井(公) そう言っていただけると嬉しいです。最近は、社内のコミュニケーションをより活発にするために、バーベキュー会など交流の場を積極的に設けています。会社が長く続いているだけ、改善するべきポイントも多いと思うので、父と対話しつつ、私が率先して職場環境を整えていきたいですね。

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