インタビュー

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事故やケガのない作業を継続

大路 素人なので、大きくて重い精密機械の搬入・輸送・設置をする様子がなかなかイメージできません(笑)。どのようにして運んでいるのでしょうか?

和田 半導体製造装置は一度にトラック50台、トレーラー50台を使って輸送することもあるんですよ。これだけ多数の車両や作業員を用意するには協力会社さんのサポートが欠かせませんし、天候にも神経質になりますね。また、当社の現場は工場だけではありません。現在、羽田空港の管制塔で回っている巨大なアンテナを交換したのも私たちですし、「コピー機をオフィスの上階まで移設してほしい」というご依頼にもお応えするなど幅広い事業を展開しているところです。

大路 ただ機械を運ぶだけでなく、設置や交換までしてくださるのはありがたいですね。

和田 まあ、それだけ一筋縄ではいかない仕事なのでイレギュラーな出来事は毎日のように起こります。例えば、大手自動車メーカーさんの工場で機械の搬入に失敗すると、ラインまで止めて甚大な損害を与えてしまうようなことになりかねません。そうした事故に備えて、当社は保険に加入しています。

大路 充実感がある反面、大きなリスクを負うお仕事でもあるんですね。

和田 はい、肉体的にも大ケガをする可能性が常にありますからね。そうなるとスタッフやそのご家族、お取引先に多大なご迷惑をかけてしまうので、私が何よりも心がけているのは事故やケガのない作業を継続することです。

スタッフの成長に負けず走り続ける

大路 重い責任を負い続ける社長は、どのようにして気分転換をされているのでしょうか?

和田 この業界では作業の前日はプレッシャーで眠れないとか、仕事中に体調を崩してしまう人もいます。しかし私は神経が図太いのか、どんな時でも平常心を保つことができるんですよ。もちろん失敗して多少落ち込むこともありますが、何が起きても動揺することはほとんどありませんね。

大路 だからこそ重量物搬入のお仕事が天職になったのでしょうね!今は大きなやりがいを感じていらっしゃるのでは?

和田 はい。作業が完了してお客様に感謝の言葉を掛けていただけると気持ちが良いですし、仲間と喜びを分かち合う瞬間は本当に嬉しくなりますね。また、いろいろな場所に行けるのもこの仕事の醍醐味です。2020年は5月から9月まで中国の深圳市に出張しました。これからも大好きな現場に立ち、緊張感を楽しみに変えながら精密機械の搬入・輸送・設置に励むつもりです。

大路 その先に見据える、WA-TECH(株)さんの未来はいかがでしょうか?

和田 会社の規模を拡大するより、少しでも長く事業を続けたいですね。そのためにも、20代・30代の若いスタッフにどんどん成長してもらう必要があります。もちろん、私も彼らに負けないよう懸命に走り続けてまいります!

GUEST COMMENT

大路 恵美

「WA-TECH(株)さんに頼みたい」というご指名に応え、重圧と闘いながら現場で汗を流す和田社長。笑顔の裏のお言葉からは女優の仕事とも通じる、徹底したプロ意識を感じました。私たちの身の回りに便利な物があふれているのも、社長が工場に製造機械を運び込んでくださるからですね。今後も安全な作業を続け後進の育成も頑張ってください!

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