インタビュー

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若い活力で新規事業に着手

駒田 2020年には社名変更をされ、新たなスタートを切られたそうですね。こちらの経緯についてはいかがですか?

髙島 当社はこれまで、(有)髙島建材として建材の運送を専門に手がけてきました。しかし、私の代になって若手中心のチームづくりを進める中で、「もっと幅広く運送事業を展開していきたい」という思いが強くなり、(有)髙島へと改組しました。トラックに関しても、大小さまざまな車種をそろえており、他にはなかなかないラインナップになっているので、どんなご依頼にも対応できると思いますよ。

駒田 業容拡大を見据えられて、専門分野から一歩外へ踏み出されたと。多用な要望に対応するには、スタッフの方たちの育成も重要になってくると思います。日頃から気を付けて指導していらっしゃることがあれば教えてください。

髙島 まずは運送業界内にあるルールをしっかり守ることと、あいさつや身だしなみなど人としての基本を徹底することを教えています。一昔前までは車だけ用意して「とにかく行ってこい」と現場へ放り出してしまうような風潮もありました。しかし当社では仕事の細かな手順に関しても、すべて丁寧に指導をしたうえで、安心して送り出すように心がけているんです。

駒田 それは素晴らしい。野球でも、今は「仕事は見て覚えろ」と職人気質で接するより、論理的に説明をしていくほうが若い世代には響きやすいと感じます。社長の手法ならきっとスタッフさんたちと強い信頼関係を築けるはずです。

髙島 そう言っていただけると嬉しいですね。安全運転について指導をする際にも、単に「事故を起こさないように」と言うのではなく、「事故を起こすとこういうリスクがあるんだよ」と事例を交えながら理解をしてもらっています。おかげさまで就任以来、大きい事故はまったく起きていないんです。

駒田 お話をうかがっていても、生き生きと事業に取り組んでいらっしゃる様子が伝わってきます。社長ご自身、お仕事のやりがいはどこにあると感じていらっしゃいますか?

髙島 共に働くスタッフたちが、結婚したり家を買ったりと、節目の報告をしてくれるときに、「ここまでやってきて良かった」と感じます。最初はドライバーとして入社した社員が、内勤や事務職まで担ってくれるようになり、本当に仲間には恵まれたと感謝していますね。

駒田 今後についてはいかがですか?

髙島 まずは土台をしっかり築き上げ、ゆくゆくは何十、何百台のトラックを回す会社へと成長したいですね。今後も若い活力と丁寧な仕事で皆様の信頼を獲得し、運送業界をリードしてまいります。

GUEST COMMENT

駒田 徳広

「業界全体で高齢化と人手不足が叫ばれている中で、若く元気なメンバーがそろっていることが当社の強みです」と力強く語ってくださった髙島社長。老舗の看板を守りながらも、今の時代に合った事業展開と育成を追求していらっしゃるからこそ、若い人材が付いてくるのだと思います。その求心力を武器に、これからも運送業界を盛り上げていってください。

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