インタビュー

建築

株式会社 トライエック

埼玉県戸田市出身。職人として新国立競技場や東京ビッグサイトなどの工事を手がけ、「シーリング業界に宇賀神あり」と言われる存在になる。現在は地元に貢献するため、(株)トライエックの経営者に。戸田エリアで住宅・マンションの施工や社会奉仕活動に取り組んでいる。

株式会社 トライエック
住所 〒335-0023
埼玉県戸田市本町1-25-26
山福第2ビル306
URL https://tryeck.co.jp/

飯田 宇賀神社長は、浦和レッズでプレーする宇賀神友弥選手のお兄さんなんですね!まずは職人としての歩みを詳しくお聞かせいただけますか?

宇賀神 戸田市で生まれ育ち、工業高校に進学しました。その頃から将来は建築の道に入ると決めていて、卒業後は予定通り杭打ち工事の職人になったんです。ところが、19歳の誕生日に草サッカーで右足を骨折してしまいまして。重い機材を扱う杭打ちができなくなり、防水工事やシーリングの職人に転身したのです。幼い頃から「やるからには一番になれ!」と父から教わってきた私は、20歳で個人事業主として独立しました。末の弟も含め10人の若手と共に、ゼネコンさんからのご依頼で国立競技場などの工事を手がけたり、施工指導員としてフィリピンに渡ったりなどしているうちに、シーリング業界で注目してもらえるようになったんです。しかし、34歳の時にフットサルプレー中に左ひざの靭帯を断裂し、再び試練が訪れました。

飯田 立て続けの試練を、社長はどのように乗り越えてきたのでしょうか?

宇賀神 まず、ケガの療養中に人生を見つめ直しました。それで、職人は体が資本でいつかはパフォーマンスが落ちてしまうことや、現場の仕事に集中しているとつい視野が狭くなり、故郷の戸田に何も恩返ししていないことに気付いたんです。そこで一念発起して当社を創業しました。同時に現場の第一線からは退き、経営と後輩の育成に専念しながら地元に貢献することを決意した次第です。

飯田 なるほど。それで(株)トライエックさんは地域の工事を手がけていらっしゃるんですね。

宇賀神 はい、当社は大規模工事で培ってきた最先端の知識と技術を生かして、地元のマンションや住宅の防水工事・シーリング・リフォームなどの施工を行っています。私たちの理念は、お客様のニーズに柔軟な発想でお応えしながら、職人としての矜持を忘れず他社よりも早くきれいに施工することです。スタッフの仲の良さが自慢で、教育の面では「常にプロであれ!」「ミスをすると信用を失う。命にも関わるぞ!」と厳しく指導しています。あえて若手に現場を任せ、一人ひとりの個性を生かしながら能力を開花させる毎日はとても楽しいですし、彼らの将来を想像するだけでわくわくしてきますね。

飯田 心強いお言葉です。(株)トライエックさんの将来像を教えてください。

宇賀神 私は、当社の一員になってくれた職人やそのご家族をいつまでも大事にします。そのためにも「埼玉県でリフォームといえばトライエック」と言われる存在へと成長することを目指しています。また、地元青年会議所のメンバーになるなどさまざまな活動を続けているので、これからも地域貢献の志を忘れず前進することが生涯の目標です!

GUEST COMMENT

飯田 哲也

大規模施設の工事で最高級の技術を身に付け、その腕を惜しみなく住宅やマンションの施工に注ぐ(株)トライエックの宇賀神社長。そのお話からは、素晴らしい人間性とプロ根性を感じました。工事をお願いするなら安心できる会社に頼みたいもの。私の自宅のリフォームも社長にお願いしたいと思いました!


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