インタビュー

教育・スクール

まつのき学習塾

一般企業の営業職から、草創期の個別指導塾に転職。各地の教室で教室長を経験。スーパーバイザーとしてフランチャイズオーナーへの教室運営を指導。同社東証一部上場後は、取締役として会社経営にも携わる。退職後、2020年3月に「まつのき学習塾」を新規開設。

まつのき学習塾
住所 〒211-0041
神奈川県川崎市中原区下小田中2-8-2
タカノビル2F
URL http://matsunoki-g.com/

駒田 最初に、松尾代表のご経歴をお聞かせくださいますか?

松尾 28歳の時に、営業の仕事から、当時まだ草創期だった個別指導塾を直営とフランチャイズとで運営する会社に転職しました。そこで担当したのが、フランチャイズオーナーに教室運営や経営指導をする仕事でした。その業務を行うためには自分がそのスキルを持っていなければなりませんので、関東各地の教室で教室長を務め経験値を高めました。その会社が東京証券取引所第一部に上場を果たし、最終的には取締役も経験させてもらいました。退職後、思うところがあり、2020年3月に当塾を開設しました。

駒田 代表が思い描く理想の塾とはどのようなものなのか、興味があります。

松尾 私は「学習塾とは必要悪である」と考えています。勉強は本来、子ども自身が自宅で取り組めばいいものです。しかし、それができない子どもたちにはサポートが必要になります。自宅で勉強できない原因がそもそもつまずきがあるためなのか、それとも時間管理ができていないためなのか。それを改善するのが塾の役割だと思うんです。私は当塾の指導で学力が伸び成績が上がり、自律して自分のことを管理できるようになれたら、その時は塾をやめていただいても構わないと考えているんですよ。

駒田 通常、生徒さんを増やすことに躍起になるのが塾というものですよね。代表の方針はまったく逆なので驚きました。その信念に込められた意味をもう少し詳しく教えてください。

松尾 学力を上げることと単に成績を上げることとは異なります。本当の意味での学力とは、それまで解けなかった問題が解けるようになりそれを身に付け自分自身のレベルを上げることですよね。その場、その場の試験でよい点数をとることではありません。勉強を通じて、自分の頭で考え、計画を立て、実行する能力を身に付けることが大切なんです。それが勉強のみならず人生を生き抜くために必要なことなんです。もちろん当塾も志望校への合格を目標に掲げますが、それはあくまでも当座の目標にすぎません。真の目的は子どもたちに「行動を変え、結果を変え、自分を変える」ためのきっかけを与えることなんです。

駒田 代表はどのようなお子さんに通ってもらいたいとお考えなのでしょうか?

松尾 ご家庭で勉強する習慣が身に付いていない子どもたちですね。私は当塾を本当の意味で子どものためになる塾にし、自律を先導する「ペースメーカー」になりたいと考えているんです。フランチャイズ加盟ではなく個人経営の塾として開業したのは、そのために必要な知識やノウハウをどんどん取り入れ、実行するためです。世の中には大切なことがたくさんありますし、正解が常に一つとは限りません。ですから、私自身も勉強を重ね常に変わり続けるつもりです!

GUEST COMMENT

駒田 徳広

長年にわたり、大手学習塾で「先生の先生」を務められた松尾代表は、しっかりとした理念をお持ちの教育者でした。代表と私は同じ世代。分野は違えど、こうして同世代の方がチャレンジする姿を見ると私も嬉しくなってきます。これからも素晴らしい塾で大勢の子どもたちを成長させていってください!


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