インタビュー

スペシャリスト

株式会社 CTD同好会 ゼミの杜

大学卒業後は保育士になる。発達障害のある子どもたちやその保護者を支えるため、大学に入り直し障害について学んだ。放課後等デイサービスのスタッフを経て、2020年7月に(株)CTD同好会を設立。「ゼミの杜」では、障害を持つ子どもたちの学習支援を行っている。

株式会社 CTD同好会
ゼミの杜
住所 〒468-0011
愛知県名古屋市天白区平針1-1907
ほっと平針2階A号室
TEL 052-848-6061
MAIL dayservice@zeminomori.com
URL https://nagoya-ctd.com/

小倉 まずは、村瀬社長のこれまでの歩みからお聞かせいただけますか?

村瀬 大学を卒業し保育士になったものの、障害のある子どもやその保護者の方と接する機会も多く、もっと自分が役に立つことはできないかと考えるようになりましてね。そこで、大学に戻り障害について詳しく勉強し、放課後等デイサービスのスタッフを経て、当社を創業しました。当社の施設「ゼミの杜」では、発達障害のある子どもたちが放課後に過ごす居場所をご提供しています。

小倉 それでは、御社の事業内容についても詳しくお聞かせください。

村瀬 障害のある子どもたちをサポートするため、小学生から高校生までの生徒を対象に、放課後や長期休暇で生活能力向上を目指した訓練の場を提供しているんです。主に、苦手なことを克服できるよう学習支援を行ったり、友だちづくりのサポートを行ったりしています。私たちも、一緒に宿題をしたり遊んだりするなどしてコミュニケーションを取ることを心がけているんです。

小倉 子どもたちの日常生活を支援してくださるのですね。

村瀬 また、福祉業界には子どものことが好きで働いているのに、子どもや親御さんへの思い入れが強くなり、つらさを感じてしまうスタッフが大勢います。これは保護者の皆さんも同じことで、障害について知れば知るほど、現実のイメージとのギャップで悩みが深くなってしまうものなんです。そこで、私はスタッフのサポートにも注力しています。

小倉 素晴らしいご姿勢です。ところで、御社の社名の由来が気になります。

村瀬 当社は、子どもたちに自信を付けてもらうための学習法を重視しています。しかし、リラックスして学習ができるよう温かい雰囲気を保ちたいと考えているんです。そんなアットホームな空間に合うよう、「同好会」という名称にしました。また、CTDとは「コネクティング・ザ・ドッツ」の略で、「点と点をつなげる」という意味。私は当社を、子どもたちを支える点の1つと考えています。ですから他の福祉施設や学校・家庭・地域など、さまざまな人たちとの輪を広げながら、障害のある子どもたちの未来を切り開きたいと意欲を燃やしているんです。子育て家庭の保護者の皆さんや、児童福祉に携わる中で悩まれている方はぜひお気軽にご連絡ください。

小倉 ますます多彩なご活動を展開しそうで、御社のこれからが楽しみですよ。

村瀬 ありがとうございます。実は私がここまで長髪にしているのは、病気や事故で髪を失った子どもに髪の毛を寄付するヘアドネーションのためなんです。いずれは海外のストリートチルドレンの支援も手がけたいと思っています。そうして、私自身がいつまでも子どもたちからあこがれの目で見られる大人でいることが今後の目標です!

GUEST COMMENT

小倉 隆史

柔らかい雰囲気をお持ちの村瀬社長。「この方になら、安心して子どもを任せられる」と感じさせる方でした。これからも、個性や多様性が重視される社会にふさわしい福祉の輪を大きく広げ、障害に悩む子どもや親御さんを支援していってくださいね。私も応援しています。


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