インタビュー

スペシャリスト

顧客のニーズを見極めて応える

内山 では、現在どのような依頼を主に受けていらっしゃるのかについても、ぜひ具体的に教えてください。

 当所では、外資系企業や外国籍の方を含む中小企業様や個人事業主様を中心に、会計業務全般を幅広くサポートさせていただいています。税務申告書の作成から決算業務、起業や法人化のご相談、事業相続の手続きに至るまで、どんなことでもお任せください。

内山 頼もしいお言葉です。それだけ業務が多岐にわたると、クライアントの相談内容やニーズも千差万別になると思います。お仕事を進めるうえで代表が心がけていらっしゃることはありますか?

 お客様に近い存在でありたいと考えているので、常にお客様のことを思いながら仕事をするようにしているんです。また、一人ひとりのお客様のニーズにしっかり応えられるよう丁寧な仕事を心がけています。

女性が働きやすい環境をつくる

内山 真にお客様のことを考えていらっしゃる様子が伝わってきました。代表がそこまでお客様に親身に対応できる理由は何なのでしょうか?

 お客様が当事務所を選んで仕事を依頼してくださったということは、私たちを信用してくださっているからだと思うんです。そのため、やはりちゃんとした仕事をしなければならないという責任を感じているので、それが私の仕事のスタイルに反映されているのでしょう。例えば、決算書を作成するだけならば、お客様とは一年に一度お会いすればいいのかもしれません。しかし、それではお客様の会社の体制の変更などに気が付くことができませんよね。だからこそ私たちは、できるだけお客様と顔を合わせる機会を多くつくり、会話を通じて事業方針や戦略についてうかがうようにしています。二人三脚でお客様の会社のサポートをしていきたいんです。

内山 なるほど。コンサルタントのような役目も担っていらっしゃるんですね。そんな代表のもとにはこの先もたくさんの依頼が舞い込んでくることと思います。では、今後についてはいかがですか?

 これからも一緒に働く従業員全員が「ずっとここにいたい」と思えるような事務所を目指し、女性にとって働きやすい良質な労働環境を整えていきたいと考えています。また、お客様からいただける仕事の量が増え、チームとして成長できることはもちろん喜ばしいことではあるものの、それによってキャパシティオーバーになって質が落ちることがないよう、過信せず堅実に歩んでいくつもりです。そして、税理士業界は約4分の3が50歳以上で、男女比にも大きな偏りがあるので、もっと若い方たちや女性が憧れを抱ける職業として認知されるよう、私が先頭に立って走り続けます。

GUEST COMMENT

内山 高志

「困ったらとりあえず相談しよう、くらいの身近さで接していただきたいです」と語ってくださった芝代表。物腰柔らかなお人柄が本当に魅力的で、対談中も専門的な部分を噛み砕いてお話ししてくださる心配りを感じました。どんな相談でも真剣に耳を傾けてくださると思います。士業の先生に敷居の高さを感じている人にこそ、ぜひ知ってもらいたいですね。

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