インタビュー

建築

水野 お話をうかがっていると、社長からは誠実さや粘り強さを感じます。

田村 ありがとうございます。でも、当時の会社は朝7時から夜7時までのスケジュールを組んでいました。さすがにこのスケジュールでは子育てとの両立は無理だと判断し、働きやすい環境のある木造建築会社へ転職しましてね。そこでは取締役まで昇進したんです。

水野 そこから独立したきっかけが気になります。

田村 そこでは、再雇用を含めても65歳までしか在籍することができませんでした。当時、私は40代後半だったので、生涯現役で現場に出続けるにはどうすればいいかと考えた末に出した結論が、自ら事業を立ち上げることだったんです。

「建築難民」に絶対の安心と安全を

水野 あらためて、現在の業務内容を教えてください。

田村 現在の当社の業務は、住まいのリフォーム工事が中心です。社名でもおわかりのように、職人たちと一つの「組」になって、プランニングから現場の施工まで一貫して手がけています。目指しているのは、無理しすぎない程々の家。理想を追求しすぎると使い勝手が悪くなることもあるので、いかに快適に過ごせるかを考えて、お客様の夢の空間づくりに努めています。また、家づくりはお客様と私の考え方や感性が合わなければいいものができませんよね。そのため、私は電話やメールだけで連絡を済ませるのではなく、直に対面してコミュニケーションを取るようにしています。そうして、お互いに満足できる住まいを完成させるよう心がけているんです。

水野 それは心強い。お客様の安心感もぐっと増すでしょうね。

田村 もちろん現場でもお客様に立ち会っていただき、壁紙の柄や柱の色一つまで「これでイメージどおりですか?」と何度も確認しています。また、ヒアリングする際にはお客様のご要望を引き出したり、依頼されたこと以外の仕事にも取り組んだりと、一人ひとりのお客様に真摯に向き合っているんです。おかげさまで、現在はほとんどのお客様がご紹介でつながっていますよ。

水野 社長が、お客様を何よりも大切にしているとよくわかりますよ。それでは最後に、将来の抱負をお聞かせください。

田村 世の中には「家づくりをどこに任せればいいかわからない」「たまたま見たチラシの工務店に頼んだら失敗した」とお悩みの方がいらっしゃいます。そのような「建築難民」の方々に、当社のクオリティの高い家づくりを提供していきたいですね。また、今後は新築工事にも進出する予定です。そうして育てくれた方々へ恩返しを繰り返しながら、120%満足できる家づくりを続けることが生涯の目標ですね!

GUEST COMMENT

水野 裕子

女性が建築現場で活躍する道を切り開いてきた田村社長。お話をうかがって、同じ女性として元気をもらえました。自然体なのにガッツのある素敵な女性で、お客様からの信頼が厚いのも頷けます。これからも生涯現役で家づくりに情熱を燃やし、後進の女性にもますます勇気を与え続けていってくださいね。私も応援しています!

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