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  • 株式会社 木彩 代表 / 一級建築大工技能士 / 二級建築士 木内 聡

インタビュー

建築

株式会社 木彩

大工の父のもとに生まれ、高校卒業後は工務店に就職。伝統的な和風建築の技術を身に付け、32歳で独立する。当初は苦労が続くも、内装工事やリフォームのノウハウを学び、事業も着実に成長。2020年に法人化を果たし、(株)木彩を設立した。

株式会社 木彩
住所 〒270-2326
千葉県印西市荒野915
URL https://kisai-inzai.jimdofree.com/

矢部 本日は、千葉県印西市で新築・リフォーム・内装工事を手がけていらっしゃる(株)木彩さんにお邪魔しています。まずは、木内代表が独立するまでの歩みをお聞かせください。

木内 もともと私の父親が大工で、いずれは自分も同じ道に進むのだろうと考えていました。それで高校卒業後は、自然な流れで工務店に就職したんです。そこで伝統的な和風建築の技術を身に付けた後、直接お客様とやりとりできる環境を求めて2013年に個人事業主として独立しました。ただ、独立当初はほとんど仕事がなく、ひと月の売り上げが1、2万円ほどでしたね。というのも、私は伝統的な木造の和風建築を得意としていたのですが、時代の流れがもっとモダンな建築に移り変わっていったからです。

矢部 なるほど。そこからどのようにして難局を乗り越えていったのかが気になります。

木内 仕事は需要と供給で決まるので、いくら私が「伝統工法の家を建てたい」と言ってもご依頼がなければ始まりませんよね。そこで私は内装工事の技術を学び、バス・トイレ・キッチン・外壁・屋根のリフォームから増築・減築まで、さまざまな工事を手がけるようになりました。そうしてリフォーム事業も手がけるようになり、ようやく事業が安定していったんです。おかげさまで、現在は多くのお客様からリフォームのご依頼をいただけるようになり、2020年7月に念願の法人化を果たすことができました。

矢部 経験を重ね、リフォーム事業へとシフトチェンジをなさったんですね。

木内 はい。でも、今でも自らの手で1本の木から材料を削り出す伝統建築の技能を生かして、お寺の修繕や和風建築の施工を手がけています。伝統工法を用いた新築工事からリフォームやリノベーション工事まで、大工仕事なら何でもできるのが当社の一番の強みですね。

矢部 それは素晴らしい。住宅のことなら何でもお任せできるのであれば、お客様にとっても心強い存在だと思いますよ。ところで、(株)木彩さんは不動産業にも進出するそうですね。

木内 そうなんです。実は3年前に、妻が宅地建物取引主任者の資格を取得したんですよ。妻は不動産会社に勤めた経験もないのに、私の頼みを快く聞いて勉強し、試験に合格してくれました。当社はこの妻の資格を生かして、2021年から不動産事業を展開していきます。

矢部 ますます事業の幅が広がりますね。御社の今後が楽しみになってきましたよ。

木内 ありがとうございます。私は、木と触れ合っているときが何よりも楽しい時間なんですよ。これからも妻と力を合わせ、体が動く限り真っ直ぐな心で大工の仕事に向き合っていくつもりです。そして、地域の方々の住まいを多角的に支え続けてまいります。

GUEST COMMENT

矢部 美穂

リフォームを手がけるまで、苦難の日々が続いた木内代表。でも、その横には常に信頼し支えてくださる奥様がいらっしゃいました。その奥様と二人三脚で不動産業に進出する2021年は、(株)木彩さんにとってさらなる飛躍の年になるはず。私も今後のご活躍を楽しみにしています!


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