インタビュー

建築

ケイテック

埼玉県出身。学生時代は野球に熱中し、卒業後は携帯電話基地局の設置工事などを手がける通信会社に就職。5年間の経験を経て、栃木県宇都宮市に拠点を移し、外構工事業を展開する企業に転職した。そして27歳のときに独立を決意し、「ケイテック」を創業。現在は外構工事やエクステリア工事を中心に請け負う他、元受刑者を雇用し社会復帰のサポートも行っている。

ケイテック
住所 〒321-0906
栃木県宇都宮市中久保1-9-9
URL https://www.ktec2007.com/

栃木県宇都宮市に拠点を構え、外構工事・エクステリア工事を展開している「ケイテック」。代表を務める立花氏はかつて携帯電話基地局の設置工事に携わっていたものの、自身の成長のために地元の埼玉県を離れ宇都宮市で外構工事のスキルを磨いた。プロとしての誇りを忘れない同氏の話を、ミュージシャンの鶴久政治さんがうかがった。


20代で独立を果たし経営者の道へ

鶴久 栃木県宇都宮市に事務所を構え、外構工事やエクステリア工事を手がける「ケイテック」さん。まずは、立花代表のこれまでの歩みから教えてください。

立花 私は高校生まで野球に熱中していたんですよ。卒業する頃には、これまでの日々に対する満足感でいっぱいでした。しかし一方で、野球の他に自信を持てるようなものがなかったこともあり、卒業後は何となく携帯電話基地局の設置工事を行う会社に就職したんです。そこは大手通信会社のグループ会社だったので、給与の面に魅力を感じた部分もありましたね。しかし、業務はハードなもので、朝早くから夜遅くまで働いていたんです。

鶴久 なるほど。それは大変でしたね。そこからはどのようにして独立に至ったのでしょうか?

立花 当時の仕事にあまりやりがいを感じることができなかった私は、思い切って転職することにしたんです。地元の埼玉県を離れて、宇都宮市に拠点を移し、外構工事会社で働くことにしました。一日でも早く仕事を覚えるために、部材の名前を必死で覚えたり技術を磨いたりして、周囲の方に支えられながら27歳のときに独立したんです。

鶴久 新天地で再スタートを切られたということですね。では、実際に独立してみていかがでしたか?

立花 当社を立ち上げたばかりの頃は、とても大変でしたね。技術に自信はあったものの、営業に関する知識がほとんどありませんでした。そこで、まずは新聞の求人広告に掲載している建築会社へ連絡を取ってみることにしたんです。それだけでなく、プライベートの時間も活用して、同じ業界の方とのつながりを増やすべく人の集まる飲食店などに通うことにしたんですよ。

鶴久 着実に人脈を広げ、仕事の依頼を増やしていったということですね。

立花 おっしゃるとおりです。地道に交友関係を広げ続けた結果、少しずつ仕事が増えていき、経営を軌道に乗せることができました。

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