インタビュー

建築

星の工房

神奈川県出身。大手ハウスメーカーに就職し大工の道に進む。その後も、北海道旭川市や新潟県佐渡市で修業を重ね、技術を磨く。2019年には山梨県甲州市に移住し、工務店「星の工房」を創業。木造にこだわった新築やリフォームを手がけている。

星の工房
住所 〒409-1312
山梨県甲州市勝沼町上岩崎1285
URL https://www.antonio-hoshino.com/

宍戸 今日は、山梨県甲州市で工務店「星の工房」を運営する松明代表のお話をうかがいます。さっそく、代表が大工さんとして独り立ちするまでの歩みを教えていただけますか?

松明 私は学業修了後、大手ハウスメーカーに就職し、大工として注文住宅の建築に携わりました。ただ、ハウスメーカーの住まいづくりは「注文」といっても、最後は同じような家になってしまうんです。そのことに疑念を抱いた私は7年ほどで退職しました。幸いなことに周囲に優秀な先輩がたくさんいらっしゃり、その縁から木工が盛んな北海道旭川市の大工さんのもとで修業を積む機会を得たんです。東京から通いながら、あらためて基礎から大工の勉強をし直しました。

宍戸 代表の奮闘が目に浮かぶようですね。その後の展開が気になります。

松明 旭川での修業を終えた頃、知人から「寺社建築の専門学校を立ち上げる。1期生として学ばないか」と声がかかりました。興味を惹かれた私は、その学校があった新潟県の佐渡島に赴きまして。8人の生徒と共同で暮らしながら、すでに85歳ぐらいだった大工さんから熟練の技術を叩き込まれました。こうして徹底的に腕を磨いた私は、山梨県に移住し、2019年7月に当社を立ち上げました。

宍戸 しっかりと修業を積まれてからの独立だったわけですね。現在はどういった依頼を請け負っているのですか?

松明 住まいの新築やリフォーム、店舗の改修、オーダー家具の製作、さらに狭小住宅の一種であるタイニーハウスの建築などを手がけています。直近では、キャンプ場に新設するカフェスペースを一人で完成させたことが印象深いですね。

宍戸 なるほど。お話をうかがっていると、代表は徹底して木造建築にこだわっているように思えます。

松明 おっしゃるとおりです。私は、木目を合わせたり複数の種類の木を調和させたりするなど、木造ならではの良さを生かすことを何より大切にしています。

宍戸 そうした技術は一朝一夕では身につけられることではありませんよね。確かなキャリアを誇る代表であれば、お客様も安心してお任せできるでしょう。

松明 ありがとうございます。先ほどお話ししたように、私はさまざまな場所で木造建築の技術とノウハウを吸収してきました。また、二級建築大工技能士と二級建築士の資格も持っているので、デザインや設計の段階から携わることが可能です。持てるすべての力を駆使し、お客様の理想を実現していきます。

宍戸 頼もしいお言葉です。それでは最後に将来の目標をお聞かせください。

松明 まずは、甲州市を中心に「工務店なら『星の工房』」と言っていただけるよう、地域密着で事業を拡大していきたいですね。ありがたいことに横のつながりもどんどん広がっていますので、地道に一歩ずつ前進していきます!

GUEST COMMENT

宍戸 開

3歳になるという息子さんの名前から「星」の一字を付けたという「星の工房」さん。とてもやわらかい口調が印象的な松明代表は、誰よりも「木」にこだわる大工さんとしての揺るぎない信念がありました。これからも、大勢の方に温かい木造住宅を提供してください!私も陰ながら応援しています。


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