インタビュー

建築

高い技術力であらゆる現場に対応

宍戸 それでは、現在の業務内容をあらためて教えてください。

駒井 当社は、関東エリアを中心に、建設現場の足場工事を手がけています。ビルやマンションのほか、橋や高速道路といったさまざまな現場の足場を構築しているんです。当社の特長は、さまざまな種類の足場に対応できることでしょうか。ビルやマンションなど大規模な修繕では、吊り足場や枠組み足場、単管足場など特殊な足場が活用されます。当社はそうした各現場に最適な足場を、柔軟に施工できる技術を持っているので、お気軽にご相談いただきたいですね。

宍戸 とても頼もしいお言葉です。どんなお仕事にも挑戦する、社長の前向きな姿勢がうかがえますよ。では、社長が日々の現場で心がけていることもお聞かせください。

駒井 仕事をするうえで心がけているのは、高品質な施工をすることですね。建設現場の足場は、他の業種の職人さんが作業をするために組むもの。ですから、組み上げた足場の上を自分で歩き、少しでも気になるところがあったら組み直すなど、職人さんの安全のためならどんな苦労も厭いません。建設現場に最初に入り、最後に出る足場鳶は業界で「現場の花形」と言われてますよね。だからこそ私たちは自分の仕事に責任を持ち、使いやすく安全な足場を組むことに全力を注いでいます。

宍戸 それだけの情熱を注いで現場に奮闘していると、とても大きな充実感を味わうことができるでしょうね。

駒井 そうですね。足場の施工や解体が完了したときの達成感は例えようもありません。でも、この仕事は暑い日も寒い日も現場に出なければならないうえ、とても危険で体力も消耗する仕事なんですよ。そんな過酷な仕事を続けてくれるスタッフにモチベーションを保ってもらうには、満足できる給料を払える会社になることが欠かせません。逆に、それができない会社には絶対にならないつもりで私は当社を経営しているんです。

宍戸 現在、スタッフさんは何名いらっしゃるのでしょうか?

駒井 現在当社には7名の職人が在籍しています。もちろん、私も職人たちや協力会社の職人さんと共に現場で汗を流しているんですよ。事務や経理は妻に助けてもらいながら二人三脚で取り組んでいます。

2022年には元請けになる!

宍戸 お話をうかがっていて、社長が誇りを持ってお仕事に臨んでいらっしゃることが伝わってきました。最後に、(株)東栄さんの将来の展望について教えてください。

駒井 鳶職は体力が必要な仕事なので、年を重ねると現場に出るのが難しくなってきます。しかし、足場の材料を管理する仕事があれば、彼らの技術と経験を生かせると考えているんです。そのため当社は、自社で足場の材料を持てるほどの規模に事業を拡大し、ベテランになっても安心して働ける会社へと成長していきたいですね。

宍戸 スタッフさんのために情熱を燃やす社長の思いに、感銘を受けました。今後のご活躍が楽しみですよ。

駒井 ありがとうございます。この元請けになるという目標は、私が40歳になる2022年には達成させたいと考えているんですよ。さらに、いずれは土木工事や塗装工事など鳶職以外の仕事もできる総合建設会社になり、すべて自社で担える体制を整えていきたいですね。

GUEST COMMENT

宍戸 開

絶対に妥協をしない見事な腕前を持つ駒井社長。「スタッフの生活を支える、経営者としての責任がある」と語っていらして、スタッフの方への面倒見が良く、人望が厚い方だと感じました。優秀なスタッフさんや協力会社さんにも恵まれた(株)東栄さんが、ますます光り輝く会社になることを私も楽しみにしています!

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