学業修了後は、理学療法士として病院に勤務する。1人目の子どもの出産を機に、在宅訪問看護の世界へ。次第に訪問介護にやりがいを感じ、独立を決意。(同)リハビリテーションライフを設立し、「あさひ訪問看護ステーション」を立ち上げた。
合同会社 リハビリテーションライフ | |
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住所 | 〒284-0044 千葉県四街道市和良比244-28 |
URL | http://hp.kaipoke.biz/9kr/ |
千葉 笑顔いっぱいにお出迎えいただきました(同)リハビリテーションライフさんの津田代表。まずは、これまでの歩みからお聞かせください。
津田 私は学業修了後、理学療法士として病院に勤務していました。程なくして、1人目の子どもを授かったことを機に、訪問看護の世界に飛び込んでみたんです。すると、病院に勤めていたときとはまた別のやりがいを感じるようになりました。というのも、訪問看護の場合、利用者さんが自宅でどういう生活をしたいのかということを大事にしているからです。そうして、一人ひとりの生き方や生活に合わせた看護を行い、さまざまな経験を積みました。
千葉 利用者さんの実際の生活の場となると、病院とはまた環境が違いますもんね。独立を考えられたのは、いつ頃だったのですか?
津田 ちょうど3人目の子どもが生まれ、上の子が中学1年生、真ん中の子が小学1年生になったタイミングで、私も起業1年生として独立してみようと思ったことがきっかけです。「3人の子ども育てながら仕事するのは大変…」という思いもあったものの、子どものせいにして仕事を諦めたくありません。だからこそ、3人目の子どもが生まれたときに、今できることを始めたいと思ったんです。今では起業して3年経つので、私も3年生になりますね(笑)。
千葉 3人のお子さんを育てながら経営者になられるとは本当に尊敬します!でも独立当初は、ご苦労もあったのでは?
津田 そうなんです。現場のことはわかっていても、経営のことを知らずに経営者になったので、起業最初は大変でしたね。それでもこうして頑張れているのは、周りの方々が支えてくれたおかげです。当社には、私の持つ理念に共感し、利用者さんに寄り添った看護をしたいという熱い思いを持ったスタッフばかりなんですよ。
千葉 そこまで一生懸命関わってくれると、利用者さんやご家族の方も安心でしょうね。
津田 利用者さんからの感謝の言葉はもちろん、お仕事を依頼してくださるケアマネージャーさんから「あさひ訪問看護ステーションさんに、このお仕事をお願いしたい」と言っていただけると、それだけ信頼されている証拠なのかなと嬉しく感じています。
千葉 今後も多くの方に愛される訪問看護ステーションになっていきそうで楽しみです。最後に、将来のビジョンを教えてください。
津田 障がいを持っている人だけではなく、障がい者を支えている方々が集えるバリアフリーの場をつくりたいと思っています。個人的にアウトドアが好きなので、キャンプやBBQができるような場所を構え、みんなが語り合い、時間を共有できる場をつくれたら嬉しいですね。

GUEST COMMENT
千葉 真子
対談中も常に笑顔で、明るく元気な印象の津田代表。会話の中にも、こちらがパワーをもらえるような言葉がたくさんあって、私も元気をもらいました。これからもぜひ、そのパワフルさで、たくさんの方に元気を与え続けていただきたいですね!今後のご活躍、期待しています。