インタビュー

建築

株式会社 星野工務店

建築系の専門学校を卒業し、ゼネコンに入社する。現場監督として経験を重ねる中で、一からものづくりに携わりたいという気持ちが芽生え、大工になることを決意。工務店で約10年にわたり修業を積み、1999年に独立を果たす。2018年に(株)星野工務店として法人化した。

株式会社 星野工務店
住所 〒351-0023
埼玉県朝霞市溝沼7-6-27
URL https://www.hoshino-koumuten.com/

駒田 星野社長はもう長く建築業の世界に身を置いていらっしゃるそうですね。

星野 そうなんです。私は、建築系の専門学校を卒業した後は地元のゼネコンに就職し、現場監督の仕事に携わっていました。大きな現場も経験させていただき、やりがいを感じていたものの、次第に「自分で仕事を取って、一からものづくりがしたい」という気持ちが強くなりましてね。それで、大工になることを決意して知り合いの工務店に入らせてもらったんです。

駒田 なるほど。管理するより、自らものづくりに直接関わりたいと思われたのですね。実際に立場を変えられてみて、新鮮さや変化は感じられましたか?

星野 そうですね。やはり指揮を執るのと実作業をするのでは勝手が異なりますから、新たに覚えることはたくさんありました。ただ、建築に関する知識はあったので戸惑いはなかったですし、着実に技術を身に付けていけたのは良かったですね。その後10年ほど修業を積み、個人事業主として独立しました。

駒田 法人化のタイミングというのはどのようにして訪れたのでしょうか?

星野 最初は仕事を取るのに苦労したものの、お客様のご要望に応え続ける中で徐々に信頼を獲得し、紹介などでお任せいただける案件も増えてきたんです。組織も大きくなってきたため、より安定した基盤を整えるために法人化しました。難しい現場でも、ご依頼いただければ決してお断りしない、というポリシーは今も大切にしているんです。

駒田 では、幅広い業務に対応していらっしゃるのですね。

星野 ええ。当社では住宅の新築工事からリフォーム、店舗やオフィスの内装工事まで、規模の大小を問わずあらゆる大工仕事を請け負っております。住宅なら居心地の良さを追求し、店舗ならお客様の目線を重視し、オフィスなら働きやすい導線に配慮するなど、現場ごとに心がけるポイントを変えて、最適な施工を行えるのがチームの強みですね。

駒田 それだけ繊細なお仕事をされるには、人材の育成も重要な要素になりますよね。そちらについてはいかがですか?

星野 大工は一人前になるのに時間がかかると言われています。しかし、私はそのイメージを払拭したいと考えているんです。昔気質の「見て盗む」やり方ではなく、一からきちんと説明して、短期間で技術を習得できるノウハウを確立すれば、若い人材も積極的に入ってきてくれると思っています。さらに、技術だけを教えるのだけではなく、ビジネスマナーも指導するようにしているんです。そうして、どこに出しても恥ずかしくない人間を輩出することが私の役目ですし、一人前になった仲間たちと10年、20年一緒に会社を成長させていければ理想的ですよね。そこを目指して、会社としても一歩ずつ前進してまいります。

GUEST COMMENT

駒田 徳広

「頑張りたいけど頑張れない、モヤモヤの中にいる若い子の手助けをしたい」と語ってくださった星野社長。そうした懐の深さがあるからこそ、下の人間が安心して付いていけるのだと思います。会社としてまだまだ成長していかれそうですし、今後もぜひ若く勢いのあるチームづくりを続けていかれてください。


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