インタビュー

サービス

「かゆいところに手が届く」サービス

駒田 家事、と一口に言っても本当に多種多様な作業があるかと思います。実際には、どのような依頼を受けていらっしゃるのですか?

磯山 お部屋の片付けや買い物、料理、お子様やペットのお世話まで、ありとあらゆる家事です。料金に関しても、わかりやすく時間制で設定していますので、個別のご要望にも柔軟に対応できます。

熊谷 ときには、ご高齢のお客様の話し相手になったり、脳トレのサポートをしたりと、一般的な家事代行の範囲を超えて、お友だちや家族の一員であるかのように対応していただくこともあります。その中で、お客様から面と向かって感謝の言葉をいただけたときが私たちの喜びなんです。家事に関わらないことでも、お手伝いできそうなことなら何でもします。かゆいところに手が届く、便利屋さん的な存在として気軽にご利用いただければと思っているんです。

駒田 それは頼もしい。お二人が目指されているサービスは、「業者さんとお客さん」というよりも、もっと近い距離感のものだと感じます。

磯山 はい、そこに関してはかなり強く意識しています。現代社会では、人と人との関わり合いがどんどん稀薄になっていて、隣人はもちろん、親類ともなかなか会わないという方も増えていますよね。だからこそ、私たちはこのサービスを通じて、人と触れ合えること、心が通い合うことの温かさを、一人でも多くのお客様に感じてもらいたい。仕事の質で評価していただくことも大切ではあるものの、最終的には「あなたに会いたいから来てほしい」と言っていただけることが理想なのです。

熊谷 実際、「会いたい」と連絡をくださるお客様はいらっしゃって、それが日々の原動力になっていると感じることも多いです。先日も、訪問先のお子様がとても懐いてくださり、私がいざ帰るタイミングになると寂しがって泣いてしまったんですよ。そこまで深く触れ合えたことが嬉しかったです。また、私としても引き続き長いお付き合いができればという前向きな気持ちになりました。

新しい景色を追い求めて

駒田 人によっては、時代の流れに逆らったり、自分の道を突き進み続けたりする方もいる中で、社長はしっかりと、今この時代にするべきことを考えていらっしゃるように感じます。その点についてご自身ではどうお考えですか?

磯山 私はこれまで、自分のやりたいことよりも、世の中が求めていることが何かを見極めながら事業内容を少しずつ修正することで、約30年も会社を存続させられたのだと思っています。今、それをもう一度確かめるべく、新たな挑戦をしているのかもしれませんね。時代に合わせ、変化し続けることでしか見られない景色もあるでしょうから。

駒田 そんな社長のもとには、この先も志を共にする仲間が数多く集まってくることと思います。会社としての今後のビジョンについてはいかがですか?

磯山 事業拡大を見据えて、最近は人材の採用・育成にも力を入れています。ただ、人対人の付き合いを大切にする風土は保ち続けたいので、会社の規模そのものはそこまで大きくするつもりはありません。特に今はコロナ禍でこれまで以上に人々が物理的にも精神的にも分断されていますから、当社の事業を通じて、私たちが皆様をつなぐ架け橋になれるよう、これからも努力を続けてまいります。

GUEST COMMENT

駒田 徳広

「いきなり家に招くのには抵抗があるという方のために、最近はリモートでお話しするサービスも始めました」と磯山社長。さまざまなケースを想定し、きめ細かな気遣いができるお人柄に感銘を受けると同時に、今のお仕事が本当に天職なのだと感じました。時代の変化に敏感であり続ける感性も武器になるはずです。熊谷さんと共に、さらなるご活躍を楽しみにしています。

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