インタビュー

スペシャリスト

現地に溶け込み事業をサポート

石黒 それでは、御社が手がける応援業についてうかがいます。あまり聞き慣れないお仕事ではありますが、いわゆるコンサルティング業になるのですか?

南波(岳) はい。ただ、よくあるコンサルタント業とは異なります。一般的なコンサルティングは、「人材が足りない」「資金がない」などネガティブな困りごとに回答を示し水面まで引っ張り上げる仕事です。その点、私たちの役目はもっとポジティブに事業者の背中を押し、水の上までジャンプさせてあげること。つまり、自らアイデアを出して新商品を企画したり販路を広げたり、ブランディングのお手伝いをするなど、地方にいると難しい業務をサポートするのが、当社ならではの応援業なんです!

石黒 その中で、南波代表はどのようにサポートしていらっしゃるのですか?

南波(岳) 私たち夫婦は地方に入り込み、現地に溶け込んで力いっぱい事業を応援します。先日も二人で車を運転し四国を巡ったばかりです。小さい会社だからこそ小回りを利かせることができ、当事者意識を持って、地域の方々に寄り添いながらサポートが可能になります。おかげさまで、「東京支店として営業活動を任せたい」などさまざまなオファーをいただいているんです。

南波(絵) 当社は、あらゆるご要望にお応えして日本中の企業を応援し、私たち自身がみな様から元気と感動を受け取るために全力を尽くしています。

日本の未来を地方から発信!

石黒 では、お仕事をするうえで心がけていることは何ですか?

南波(岳) 3つあります。一つ目はご縁を大切にすることです。私は伊勢丹に入社した1993年から現在まで、いただいた名刺をすべて保管しているんですよ。ビジネスの世界では、ほんの一瞬すれ違っただけの間柄でも、またどこかでお会いすることがあるかもしれない。だからこそ、私は5000枚を超える名刺を財産と捉え、人との縁を大切にしながらコンサルティングに生かしています。
 そして、二つ目はバランスを取ること。世の中は男と女、地方と都会などバランスが取れることで成り立っています。ですから、私は極端な考えを排除し、「感性と科学」の両輪で新たな発想を生み出す努力を惜しみません。

石黒 三つ目の心がけとは?

南波(岳) 多数派が好み決めつけることには落とし穴があり、新しい発想は生まれないと思っているんですよ。私は常識こそ疑い、新たな価値を創造することを常に忘れません。これが三つ目です。

南波(絵) 夫は自分の足を動かして人と会い、新しいものを見つけることが大好きなんですよ。毎日が楽しそうなので、本当にうらやましいですね(笑)。

南波(岳) 私としてはこれまでの経験が邪魔になってしまい、ついつい優柔不断な性格が顔をのぞかせることがあります。そんなとき、常にポジティブ思考の妻の存在に助けられているんです。「やってダメなら、またやり直せばいい」と、前向きに私の背中を押してくれますよ。

石黒 お互いをリスペクトしあっているお二人は、本当に名コンビですね!その絶妙なコンビネーションで、今後も多くの方を幸せに導いていってほしいです。

南波(岳) ありがとうございます。いずれは地方に拠点を増やし、私たち自身も地方に住みながら、大勢の方に喜んでいただける事業を展開したいですね。そうして、日本の未来を地方から発信し、たくさんの人と手をつないで笑顔を生み出すことが私たちの目標です!

GUEST COMMENT

石黒 彩

悩める地方企業と同じ目線に立ち、家族のように寄り添いながら事業をサポートしてくださる南波代表と絵里香さん。お二人の奮闘ぶりは、聞いているだけでわくわくしてきます。間違いなく、地方の企業や文化を全国に広める起爆剤になってくださるでしょう。個性豊かなお二人のあうんの呼吸で、今後もますます日本を元気にしていただきたいですね!

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