インタビュー

スペシャリスト

磯崎行政書士事務所

カシオ計算機に長年勤務し、山形カシオ(株)の代表も務める。在職中に行政書士の資格を取得。退職後の2018年、「磯崎行政書士事務所」を開業した。高齢者・障がい者が力を発揮できる福祉を目指すほか、任意団体でボランティア活動にも取り組んでいる。

磯崎行政書士事務所
住所 〒190-0034
東京都立川市西砂町1-2-27 512
URL http://www.isozakima-law.com/

吉井 磯崎所長は、もともと企業経営者だったとおうかがいしています。

磯崎 ええ。もともと私はカシオ計算機に勤め、そこから子会社である山形カシオ(株)の代表を12年間務めました。その後、東京のグループ会社の経営に携わり、2018年に退職したんです。人生を四季に例えると実りの秋を迎えた私は、これまで支えてくださった周囲のみなさんに感謝しながら、新たなステージで何にチャレンジしようか模索しました。そして、働きながら行政書士の資格を取っていたことを思い出したんです。当事務所を立ち上げたのは、高齢者や障害をお持ちの方、さらにそのご家族を支援するためであり、私自身のエピソードも関係しているんですよ。

吉井 そのエピソードが気になります。ぜひ、お聞かせください。

磯崎 実は、2018年に母と姉が相次いで他界してしまったんです。そのとき私は、介護や看取り、葬式、遺品整理、お墓の管理など、膨大な時間と労力を取られることを実感しましてね。その経験も、この道に進む動機になっています。

吉井 そうだったのですね。ではあらためて、こちらではどういった案件を手がけていらっしゃるのですか?

磯崎 主業務は、成年後見業務、遺言作成、関連委任事務、遺産分割協議書作成など人生の最期のステージに対しての課題解決です。特に一人暮らしや身寄りのない方においては、判断能力があるうちにご自身の将来を決めておくことが大切だと考えます。お客様のニーズは多岐にわたるわけですから、単に法的サポートを行うだけでなく、これまで培った人生経験を駆使し、一人ひとりの人生に寄り添ってさしあげる。そうしたサポートを通じて、お客様の幸福を追求するとともに、社会貢献を目指しています。

吉井 素晴らしい信念ですね。そんな所長は、地域活動や福祉活動にも熱心に取り組んでいらっしゃると聞きました。

磯崎 はい。任意団体を立ち上げ、ボランティア活動を続けています。その一つが農業ボランティアです。2019年から2年連続で、山形県で2泊3日サクランボの収穫をお手伝いしました。自然と触れ合う農作業は心も体も癒されますし、農園からも「来年は1週間来てほしい」と感謝されるなど、やりがいがあります。

吉井 楽しむことと社会貢献を両立させる所長の生き方は、本当に素敵です。

磯崎 ありがとうございます。会社員は会社という看板がなくなると、自分に何ができるか不安になりますよね。でも、だからこそ私は後ろを振り返らず、何でも挑戦しようと決意を新たにしているんです。人は誰でも人生の中で得てきた何かを持っているはず。その力を発揮して、社会や地域に貢献することが生きがいにつながるのではないでしょうか。自分が必要とされていると実感すると本当に嬉しくなるものです。

GUEST COMMENT

吉井 怜

磯崎所長が働きながら行政書士の資格を取ったことに驚きました。退職後の新たな人生をパワフルに活動していらっしゃる姿には頭が下がります。高齢者や障がい者の支援がますます重要になる時代です。常に前向きな所長には、多く方の手本になっていただき、日本を元気にしていただきたいですね!


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