インタビュー

建築

後進の主体性を育む

石黒 それでは、あらためて事業の内容を詳しくお聞かせいただけますか?

山崎 当社の業務は橋梁の建設や解体が中心です。有名な現場ですと、北海道新幹線や関越自動車の橋梁に携わりました。また、私の弟が経営している会社では、医療機器など重量物の運搬や設置、配管工事などを手がけていて、それらの業務のサポートをすることもあります。

石黒 さまざまな業務に対応していらっしゃるのですね。ところで、建設業界は人材の定着率が低いことで悩む会社が多いと聞きます。しかし、こちらは20名以上のスタッフさんを抱えていらっしゃいますよね。社長は、どのような教育をしているのか教えてください。

山崎 かつてのとび職人の世界では、先輩が手取り足取り教えるのではなく「見て覚えろ」という教育方針が当たり前でした。右往左往していると殴られることもありましたね(笑)。私は、時代に合わせて指導の仕方も変えなければと思っているので、指導の際に手を上げることはありません。しかし、従業員たちには、自分で考えて、さまざまなことに積極的に取り組めるようになってほしいんです。積極性や主体性を育てるために、必要以上のことは教えず、わからないことがあったら積極的に聞きに来るよう指導しています。

石黒 そのような指導方針の中で育つ従業員さんたちは、成長のスピードも速そうですね。

山崎 また、皆には「先の先を読んで行動しなさい」と伝えています。先の先を読まないとケガをしてしまうこともありますし、経営に携わるうえでも大切なことですよね。このポリシーは私自身も徹底しています。

拠点の全国展開を目指して

石黒 現在は、社長も現場に出ていらっしゃるのでしょうか?

山崎 いえ、私は現場には顔を出さないようにしています。信頼している幹部たちに、現場の管理は任せているんです。

石黒 ご自身の右腕となる従業員さんを何人も育成できている点に、社長の手腕を感じます。

山崎 ありがとうございます。従業員たちは皆、とても素直なので会社の決めごとを守ってくれますし、お客様の話もしっかり聞いているんです。そのため、私は従業員たちを家族だと思い、皆の生活を守ることが自分の仕事だということを常に念頭に置いています。

石黒 そんな社長の気持ちが皆さんに伝わっているからこそ、全員で一丸となり質の高い工事ができるのでしょうね!それでは、今後の展望についてもお聞かせください。

山崎 これからもどんな仕事にも全力で取り組み続けていきたいと思っています。近いうちに、当社の事務所の建て直しも計画していましてね。それを機会に、事業を今以上に大きくして、拠点を全国展開することも目標の一つです。また、一緒に働く仲間も募集しているので、やる気があって素直な方にはぜひ応募していただければと思います。

GUEST COMMENT

石黒 彩

職人の道一筋で歩んでこられた山崎社長は、チームワークの良い組織を育て、大きな建物をつくり上げるお仕事にまい進していらっしゃいました。社長の揺るぎない信念が浸透した(有)CKNさんなら安心して工事をお任せできるでしょう。これからも私たちの生活を便利にするため、お体に気を付けて頑張ってくださいね。ご活躍を楽しみにしています。

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