インタビュー

美容・健康

子育て家族応援スペース  ももちゃんち

前職では保育士として活躍し、ベビーマッサージ講師の資格を取得後、独立した。子育て中の母親たちが自由に集える場所「子育て家族応援スペース ももちゃんち」をオープンする他、ALSの夫の介護の経験から難病や障がい者への支援活動も行う。

ロゴ
子育て家族応援スペース
ももちゃんち
住所 〒371-0224群馬県前橋市河原浜町288-2
URL https://momochanchi-baby.com/

石黒 百澤さんは4人のお子さんをお持ちだそうですね。私も母親として、子育ても仕事もしてきたので、今日はお話しできるのを楽しみにしていました。

百澤 とても嬉しいです。育児中は、周囲の方々に助けていただくことって多いですよね。また、周りに同じように子育て中の方がいれば、話をするだけでも気持ちが落ち着くでしょう。だからこそ、かつての自分と同じような思いを持つ方を減らすことができればと思って、「子育て家族応援スペース ももちゃんち」を立ち上げたんです。

石黒 そうなんですね。ところで、百澤さんは、他にも新しいことに挑戦していらっしゃると聞いています。

百澤 そうなんです。私は現在、ALSなどの難病や障がいのある方への支援活動に取り組んでいます。実は、私の主人はALS(筋萎縮性側索硬化症)という病気で亡くなってしまいまして。体の筋肉の力がだんだんなくなっていく病気で、弱っていく主人を見て、とてもつらい思いをしました。当時の経験をもとに、障がいや難病を患っている方やそのご家族のサポートを行っているんですよ。

石黒 具体的にはどのようなことを行っているのでしょうか?

百澤 まずは、障がいを抱えてる方、生活全般において介助が必要なため着脱しやすい服が必要な方、胃ろうや呼吸器を装着している方、介助のしやすい服を求めている方などにおしゃれを楽しんでもらうために、ユニバーサルデザインの衣類を2020年10月に販売しようと考えています。ブランド名は「Alive」というんですよ。

石黒 なるほど。病気を患っていたり、障がいにより、体が動かしづらいという方もおしゃれを楽しめると。

百澤 ええ。ちなみに、「Alive」の服は、実際にALSを患っている方や障がいを持っている方々と協力してつくっています。私たちは、すべての人が笑顔で生きられることを願って活動をしているんです。そんな私たちの思いに共感してくださる方には、ぜひ暖かい支援をいただきたいと思い、クラウドファンディングも行います。

石黒 つらい経験を乗り越えた百澤さんだからこそできる試みだと思います。多くの方の力となって、今後も頑張ってくださいね。

百澤 はい。ゆくゆくは、ALSを発症した家族を持つ方々とつながることができるオンラインサロンを始めたいと思っているんです。また、子どもたちに主人の病気の説明をした際、たくさんの質問を受けました。そこで、ALSという病気について、子どもでも理解できるような絵本をつくることにしたんです。そのようにして、これからも多くの方の笑顔のための活動をし続けてまいります。

▲ 「Alive」で発売予定の洋服は、病気や障がいのある人が着脱しやすく、洗練されたデザイン[写真左]。ALS患者の夫との日々を綴った百澤代表の著書「ももちゃんちのパパ~パパがALSになったんだぁ~」[写真右]

GUEST COMMENT

石黒 彩

明るい笑顔で迎えてくださった百澤さんのお話をうかがって、私も元気をいただきました。「子育て家族応援スペース ももちゃんち」は、とても落ち着く空間です。障がいや病気を持っている方々に向けた活動とも併せて、今後も多くの方を笑顔にしていってください!


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