インタビュー

製造・技術

株式会社 アミーファースト

山形県出身。18歳でガソリンスタンドに就職し、自動車整備士の資格を取得する。その腕を見込まれ26歳で精密部品の製造会社に転職。技術者、営業職を経験した後、管理職に上り詰める。47歳で独立を果たし、(株)アミーファーストを創業した。

株式会社 アミーファースト
住所 〒214-0032
神奈川県川崎市多摩区枡形5-18-5
URL https://bso3028.a.bsj.jp/

駒田 精密電子部品の製造を手がける(株)アミーファーストさん。加藤社長の今日に至るまでの歴史をぜひお聞かせください。

加藤 もともと私は、ガソリンスタンドに勤めていました。お客様の車を調整する中でものづくりに興味が湧き、整備士の資格を取得したんです。やがて、精密部品を製造していた会社の経営者から誘われ、26歳のとき、その会社に転職しましてね。最初は技術職として、後に営業職として携わりました。

駒田 営業職としてのご経験もおありなのですね。

加藤 ええ。「人間一人ひとりはこんなに違うのか」と驚き、人付き合いの難しさを感じました。しかし、心理学の本を読んだり周囲の方に教えを乞うたりして努力した結果、円滑なコミュニケーションが取れるようになったんです。やがて、管理職を務めるようになったものの、会社を47歳で退職しました。取引先の大手電機メーカーの課長さんにごあいさつしたところ、「これを機会に独立しなさい」と応援してくださったんです。この言葉を聞いて勇気が湧き、独立しました。以来、ノートパソコンやスマートフォン、デジタルカメラ、自動車などに組み込む精密電子部品の製造を続けています。

駒田 長いキャリアを築かれた社長ですから、高い技術力をお持ちでしょうね。

加藤 はい、何しろ40年の経験がありますからね。他社にはできない難易度の高い部品をつくれるのが、当社の強みです。実は、「精密部品だけでなく、大きな部品の製造も始めようか」と考えた時期がありました。しかし、それをすると「自分」がなくなってしまう気がしたんです。このまま精密電子部品の製造を突き詰めて、日本の技術力のさらなる向上に貢献しようと決意を固めました。

駒田 スタッフの方々には、どのような指導をしていらっしゃるのですか?

加藤 スタッフには、「こういうふうにしたらどうだ」とアイデアを授けるだけにとどめ、彼らが挑戦しやすい環境を提供することを心がけていますよ。その思いを込めたのが、当社の社名でしてね。「アミーファースト」とは、フランス語の「ami(仲間、友達)」と英語の「first(優先)」を合わせた造語です。というのも、私は会社を立ち上げる際に、仲間や多くの方との縁を感じました。そのときの気持ちを忘れず、未来に残る仕事を続けるとともに、優れた人材を育てていきたい。その決意を表現しているんです。

駒田 そうだったのですね。社長の初志貫徹の精神が込められた素晴らしい社名だと思いますよ。

加藤 駒田さんにそう言っていただけると嬉しいです。今後も、技術の向上に惜しみなく力を注ぎ、未来に残る仕事を続けるべく、さらに優れた設備や人材を集めるつもりです。そのためにも、社員一丸となって突き進んでいきます!

GUEST COMMENT

駒田 徳広

「社員を育成し技術を高める」という明確な方向性をお持ちの加藤社長。その言葉どおり、他社の追随を許さない圧倒的な技術力こそ、(株)アミーファーストさんの最大の武器でしょう。その土壌をいつまでも保ち続け、さらなる飛躍で日本の製造業を元気にしていただきたいですね!


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