インタビュー

建築

圧倒的なスピードと対応力で成長

井端 客観的な視点に立たれて、あらためて家業の魅力を感じられたのですね。入社されてからはいかがでしたか?

中山 まずは仕事を覚えるべく、先に入社していた従兄弟や義兄と一緒に父のもとについて、ゼロから技術を身に付けていきました。やがて、会社をさらに成長させるためには新しい動きも必要だと感じたんです。それで、職人として働きながら、新規顧客開拓のために営業活動にも注力しました。ちょうど、父も体力的に衰えてきていた時期だったので、これからは自分たち若い世代が頑張る番だと自覚を持って取り組んだところ、年間の売り上げを3倍以上も伸ばせたんです。現在では9割のお客様が、私たちの代から新しくお付き合いを始めさせていただいています。

井端 それは素晴らしい。そこまで急激に顧客数を伸ばすことができた秘訣は、一体何だったのでしょうか?

中山 端的に言うならば、スピードと対応力でしょうか。当社ではリフォーム工事も数多く請け負っており、雨漏れや停電、漏水などの緊急性の高いご依頼も多いです。お客様から「すぐに助けてほしい」と連絡をいただいたとき、二つ返事で「今から行きます」と言えることが、私たちの一番の強みだと思っています。

井端 確かに、住まいのことで困りごとが発生するととても不安ですし、すぐに解決したいと思うでしょうね。いつでも駆けつけてくださる業者さんが身近にいれば、それだけで心強いです。

中山 ありがとうございます。職人だけの集団では、現場仕事が詰まっていると依頼を受けても「待ってください」と言うしかありません。しかし、当社には遊撃手的に動ける営業部隊がいるので、柔軟な対応が可能です。仮に、ご依頼内容が自分たちと畑違いの分野であったとしても、決して無理とは言いません。とにかく現場へ行ってから一緒に解決方法を考えていきます。日々の生活で何か問題が発生したら、どんなことでもお気軽に相談していただきたいです。

顧客第一主義で突き進む

井端 お客様のためにそこまで頑張れる原動力は、ご自身ではどこから湧いてくると思われますか?

中山 純粋に、誰かのお役に立ちたいという気持ちがあります。私たちのチームは皆、常に「お客様ファースト」の意識を持って笑顔で働ける者ばかりです。献身的なスタイルになるのも自然なことなのかもしれません。

井端 どこまでも人のために突き進む副社長の熱い思いには、感銘を受けました。その信念のもと、今後も会社を明るい未来へと引っ張っていってほしいです。

中山 もちろんです。さらに事業拡大をしていくためにも、積極的に若い人材を雇用しながら育成と経営を両輪でバランスよく回転させていきたいですね。そうして、ゆくゆくは社員や協力業者を合わせて100人ほどの規模にまで成長させます。全員で経営会議をしたり、大きな現場を手がけたりしたいと考えているんです。多くの若者に「建設業界はかっこいい」と思ってもらえるよう、最前線に立って走り続けてまいります。

GUEST COMMENT

井端 弘和

「チーム編成だけでなく、働き方も時代に合わせて変えていく必要がある」と語ってくださった中山副社長。野球でも、チーム内のマンネリ化を防ぐための工夫が求められるので、共通点を感じる部分が多く勉強になりました。2021年には社長に就任されるそうです。自信に満ち溢れ、先の先まで思い描いていらっしゃる副社長がどこまで飛躍されるか、非常に楽しみですね。

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