建築業界を経て、17歳のときから造園業に携わる。10年間修業を積んだ後に独立。2012年に「桑原造園」を立ち上げた。2020年1月に法人化を果たし、(株)桑原造園を設立。造園工事・エクステリア・外構工事を手がけている。
株式会社 桑原造園 | |
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住所 | 〒436-0115 静岡県掛川市吉岡1129-5 |
URL | https://www.kuwaharalandscaping.com/ |
名高 まずは、桑原社長のこれまでの歩みについてお聞かせください。
桑原 私はもともと若い頃から建築業界で働いており、重量鉄骨の組み立てをしていました。しかし、庭屋の手伝いをしたことがきっかけで、庭づくりの楽しさにのめり込むようになりましてね。17歳のときに造園業に携わり始めたんです。建物を建てることよりも、土に触れることが性に合っていたのかもしれません。それから10年ほど修業を積み、2012年に「桑原造園」を立ち上げ、2020年1月に法人化を果たしました。
名高 現在は、どのような依頼が多いのでしょうか?
桑原 当社では、植木の移植や伐採といった庭のお手入れから、リフォームを行う外構工事、エクステリア工事、さらには電気工事までお客様の幅広いニーズに合わせた事業を展開しています。スタイルにこだわらず、お客様のニーズに合わせたものをつくるということが、私たちの仕事。そのため、できるだけお客様のご要望を取り入れた施工ができるように意識しています。
名高 お客様一人ひとりの要望に応えてこそ、プロの仕事ですよね。
桑原 そうおっしゃっていただけると嬉しいですね。当社は、お客様のご要望を正確に把握できるよう、3Dで設計案をつくり、それをお見せしながら打ち合わせをしています。図面の作成から施工まで、これまでに培ってきたノウハウと美意識を生かせたらと思っているんです。何度もお客様と打ち合わせを重ね、大掛かりな工事だと2年以上もかけて施工することもあるんですよ。
名高 お仕事のやりがいも大きいでしょうね。
桑原 ええ。造園工事は技術の他に、職人のセンスや感性を必要とするため、ある意味作品だと思っています。ものをつくる楽しさを感じられるのが、この仕事のやりがいですね。とは言え、このエクステリア業界は進化も速いので、わからないときには建材屋さんに聞くようにしているんです。職人というスタイルをずっと表に出し続けるのではなく、素直に教えを請いながら、新しいものをどんどん吸収していきたいと考えています。
名高 今後についてはいかがですか?
桑原 共に働いている4名の従業員には、これからいろいろなことにチャレンジしてもらいたいと思っているんです。失敗から学ぶこともたくさんありますし、そこから良いものが生まれると思っているので、ぜひ新しいことに積極的に挑戦してもらいたいですね。

GUEST COMMENT
名高 達男
とても物腰が柔らかい印象の桑原社長。施工前の打ち合わせの中でも、しっかりとお客様の思い描く理想をヒアリングしてくれそうで、安心してお願いできる存在だと感じました。今後も、地域に愛される造園会社として、ますます発展されることを期待しています!