インタビュー

卸・販売

株式会社 HSFarm

学業修了後は自動車メーカーで働く。開発部署の管理業務に携わる中で、リーマンショックの影響を受け、退職することに。その後、農業の道へ進むことを決意する。縁のあった農家や新規就農者の支援活動を行う企業のもとで経験を積み、2018年に(株)HSFarmを立ち上げた。

株式会社 HSFarm
住所 〒434-0011
静岡県浜松市浜北区上島2059-1
URL https://hs-farm.jp/

名高 加工用のキャベツや小松菜などの生産を手がけていらっしゃる(株)HSFarmさん。倉田社長は、もともと一般企業にお勤めでいらっしゃったそうですね。まずは、社長の歩みからお聞かせください。

倉田 私は20代の頃、自動車製造に関する仕事をしていたんですよ。オーストラリアや沖縄の支店に配属され、リムジンの製造に携わっていました。その後は、大型車専門の自動車メーカーで開発部署の管理業務に携わっていたんです。しかし、ちょうどその頃リーマンショックが起こりましてね。自動車産業も大きな影響を受けて、私は会社を辞めて新しい道へ進むことを決めたんです。

名高 そのときに農業に出合ったということですね。

倉田 ええ。当時近隣で農業を手がけていた方のもとへ話を聞きに行き、そのままそこで働くことになったんです。程なくして私は、新規就農者の育成に力を入れている(有)トップリバーに転職しました。そこで、農業経営に必要な生産計画や栽培技術、人材のマネジメント法などを密に学び、独立したんです。

名高 では、現在の陣容や事業の内容について詳しく教えてください。

倉田 独立当初は1人で運営していたものの、2年目からは人材を増やして、現在は全部で13名ほどの仲間と共に働いています。従業員のほとんどが20代なんですよ。また、当社では加工用のキャベツや小松菜などの葉物野菜の生産をしております。

名高 農業界では、高齢化や後継者不足の問題が叫ばれていますよね。しかし、こちらでは若い方が活躍されているとのことで、安心しました。

倉田 この業界は、体力的につらい部分が多いと思われがちですが、実は少しずつ若い方々の農業に対する考えは変わってきているんです。業務を自動化できる機械やIT技術を取り入れていますので、この業界はホワイトで楽しいものであると、より多くの若者に知ってもらうことが今の私のビジョンでもあります。そしていつかは、子どもたちが大人になったら就きたいと思う職業ランキングで農業が上位にランクインしてくれたら嬉しいですね。

名高 この業界の若返りを率先して図っていらっしゃるのですね。社長のように、まったく畑違いの業界から来ているからこそ、新しいアプローチもできるのでしょう。同業者の方からしても心強い存在だと思いますよ。

倉田 ありがとうございます。さらに当社では、農業をしたいと考える若者の人材育成事業も手がけています。これからも、高品質な野菜の生産と、農業を生業とすることを望む方を積極的に支援することを通じて、この業界に貢献し続けていきたいですね。業界のイメージアップと利益向上のため、頑張り続けます。

GUEST COMMENT

名高 達男

もともとは会社員だったという倉田社長。異業種から農業へと転身を果たし、現在はとても大きな土地を動かして質の高い野菜を栽培しているだけでなく、後進の育成にも注力されていらっしゃいます。社長の手腕を生かして、これからも農業界を盛り上げていってくださいね。


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