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ワールドアクセル 合同会社

中国出身。飲食業界で店長職などを務めた後、起業家へ転身。2016年に貿易事業を展開するワールドアクセル(同)を立ち上げた。ドライバーの高齢化が進んでいる運送業界に着目し、経営の舵を切る。外国人労働者を積極的に雇用し、良質な教育を施している。

ワールドアクセル 合同会社
住所 〒240-0052
神奈川県横浜市保土ヶ谷西谷町934-6 2F
URL https://www.world-accel.com/

駒田 ワールドアクセル(同)さんでは、運送業を手がけていらっしゃるそうですね。まずは、宮腰代表が独立するまでの歩みからお聞かせください。

宮腰 私は、前職時代は飲食業界で働き、大手飲食チェーン店では店長を任されていました。その中で、接客業の楽しさを知り、もっと多くの方と触れ合える仕事をしたいと考えるようになったんです。そこで、独立を決意し、2016年に当社を立ち上げました。当初は、貿易関連の事業を行っていたんですよ。しかし、日本の運送業界では、高齢化に伴う人材不足問題が深刻化しているという情報を得て、運送業を始めました。

駒田 未経験の分野に飛び込まれて、苦労されることもあったと思います。当時の手応えはいかがでしたか?

宮腰 はじめの頃は、私が外国人というだけで営業先の方々に嫌な顔をされることが多くありました。外国人労働者に対する評価が低いということを肌で感じましたね。しかし、私は根気強く営業活動に取り組み、「1ヶ月でも良いのでお試しでご利用ください」とお願いして、仕事をいただくことに成功したんです。そのようにしていただいた仕事でしっかり実績を残していくうちに多くの方から信頼を得て、経営を軌道に乗せることができました。

駒田 なるほど。代表の忍耐力と胆力の強さが、会社の成長へつながったということですね。では、こちらのサービスの内容についても教えてください。

宮腰 ルート配送や宅配、企業配などを行っています。さらに、現場で急な人手不足が発生した際のスポットチャーター便も展開するなど、さまざまな軽貨物運送関連のサービスを提供していますよ。

駒田 ちなみに、こちらには外国人の従業員の方が多いそうですね。人材育成はどのように行っているのでしょうか?

宮腰 当社では、入社してから実際に現場に出るまでの研修期間に多くの時間を使うようにしています。そこで、当社の事業方針などをしっかり理解できた従業員だけが、現場に出て働くことができるんです。また、業務に関することの他にも、日本語、日本文化やマナーをしっかり指導していますよ。外国人労働者にとっては、研修はとても厳しいものかもしれませんね。しかし、当社は福利厚生や待遇面もしっかり整えているので、途中で音を上げる従業員はいないんです。

駒田 代表からは、外国人労働者の方々が日本で活躍し、真に認められるためのモデルをつくろうという気概を感じられます。最後に、今後の目標について教えてください。

宮腰 日本には、人手不足で悩んでいる現場が多くあります。そこで、2020年内には人材派遣事業を立ち上げたいと思っているんです。そして、日本で働きたいと思っている多くの外国人をサポートできる会社へと成長し続けます。

GUEST COMMENT

駒田 徳広

「外国人として働くのか、日本人として働くのか。その意識の差が大きな違いを生むのです」と熱弁してくださった宮腰代表。日本語だけでなく、日本文化の教育までされるというのは簡単ではないでしょうが、あえてそこにチャレンジされていることに代表の気概を感じましたし、私も心から応援したくなりました。


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