インタビュー

製造・技術

株式会社 伸和

千葉県松戸市出身。学業修了後、紙の代理店や卸問屋に勤務する。同業の会社を経営していた父の引退を機に、新会社として(株)伸和を創業。やがて、紙加工業のオーナーから事業承継を持ちかけられ買い取ることに。2014年、紙加工業の会社として再スタートを切った。

株式会社 伸和
住所 〒120-0005
東京都足立区綾瀬2-24-8 日興パレス綾瀬405
URL http://shinwa2011.co.jp/

大路 まずは、島田社長のこれまでの歩みからお聞かせください。

島田 私が最初に就職したのは紙の代理店で、5年ほど勉強させていただきました。その後、紙卸商を経営していた父が退職することになりまして。当社を設立し、父に代わって私が事業をスタートさせました。ちなみに当社の社名は、大阪で初めて飛び込み営業をして、お取り引きいただいた会社の名前をそのまま使わせていただいたんですよ。この会社の社長さんには家族ぐるみでかわいがっていただき、現在もお付き合いが続いているんです。

大路 初心が込められた社名というわけですね。

島田 ええ、そうです。最初のうちは仕事がなく、私も給料を受け取ることができなかったほどでした。ところが偶然にも、借りていた事務所の大家さんが紙の加工業を手がけている方で、「高齢なので引退したい。会社を買ってくれないか」と打診されたんです。悩み抜いた末に、最終的には工場や職人さんを丸ごと引き受けようと決断し、2014年に紙加工業の会社に生まれ変わりました。その2年後、第二工場を立ち上げたんです。

大路 ではあらためて、現在の業務内容についてうかがえますか?

島田 紙卸業と紙加工業を手がけています。当社は3m40cmの長さまで裁断できる機械や、それを巧みに扱える熟練の職人がそろっているんですよ。さらに、紙を巻き取る機械もコンパクトな機械を駆使することで、小さく切ったり巻いたりなど、多彩なご依頼にお応えできるんです。

大路 素晴らしい技術を持った職人さんがいらっしゃるわけですね。

島田 そのとおりです。当社のスタッフは12名で、20代から80代まで幅広い年齢の職人が集まっています。ベテランは若い人に技術を教え、若い人はベテランに最新の情報を伝えるなど、全員が高い意欲を持ちアットホームな雰囲気で仕事に取り組んでいるんです。私も、加工機を回したりフォークリフトの免許を取得したりして現場で走り回っています。

大路 生き生きと働くスタッフさんの姿を見ることが、社長のやりがいということでしょうか?

島田 はい。私は、周囲の方に助けられてここまで来ることができました。何人かの70代後半の職人に初めて会ったとき、「あと20年は頑張ってください」とお伝えしたほどなんですよ。その言葉どおり、いつまでもみんなが元気に働ける会社であり続けることが目標です!

GUEST COMMENT

大路 恵美

人柄がよくスタッフさんとの距離が近い島田社長。アットホームで働きがいのある環境は従業員のみなさんにとっても嬉しい限りでしょう。紙離れと言われる時代ではあるものの、やはり紙は私たちの暮らしを支える大切なもの。このままいつまでも頑張っていただきたいですね!


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