インタビュー

卸・販売

革新的な商品のプロデュースを目指す

杉田 では、(株)ムクダさんの事業の内容について詳しく教えてください。

椋田 弊社では、インテリアに使われている材料や施工用具の卸販売を行っています。例えば、壁紙や障子紙、カーテンやブラインド、カーペットやクッションフロア、床材を卸しているんです。

杉田 御社のホームページを拝見して、取り扱いメーカーの多さに驚きました。

椋田 取り引き先の方々のご要望や理想に合わせて商品を提案できるようにするために、どちらの材料も多くのメーカーのものを取りそろえています。メーカーによって特性も違ってきますし、お客様の住まいづくりをきちんとサポートできるよう環境に配慮した製品を取り扱う体制を整えているんです。また弊社では、建設工事や内装仕上げ工事の設計、施工も手がけておりますよ。

杉田 建築から卸事業までと本当に幅広いと思います。(株)アイコーさんでも卸販売が中心なのでしょうか?

椋田 実は(株)アイコーでは、もっとダイレクトにお客様とつながりたいと思っているんです。伝統あるものと新しいものとをつなぐ魅力的な空間を、優れた国内外の製品と共にプロデュースしたいと考えています。

モノではなく人で売るビジネス

杉田 では、椋田社長が、仕事をするうえで大事にしていらっしゃることは何でしょうか?

椋田 お客様との信頼関係を築くことを大切にしています。私は先代から「モノを売るな、人で売れ」と教わりました。お客様は、“誰からモノを買うか”ということを無意識に選ぶんです。同じものを買うにしても、印象が良かったり、信頼できたりする方から買いたいと思いますよね。つまり、お客様に選ばれることが大事だということなんです。

杉田 人間性を売りにするということですね。事業の継続や拡大において、とても重要なことだと思います。

椋田 また、とある企業の社長の方が弓道の「正射必中」の考えがビジネスにも当てはまるという話をしていたんです。「正射必中」は、正しく射れば必ず当たるという意味があります。売り上げを上げるために駆け引きをしたり嘘を並べたりするのではなく、人として正しいことをしていけば、必ず結果が付いてくるとおっしゃっていて、改めて、人間性を売りにして正しいことをしながら事業を進めていこうと強く思いました。だからこそ、私は従業員にも、「モノを売るな、人で売れ」と伝えています。東京に進出したからこそ、急がずに着実にお客様と信頼関係を構築していくところから事業を進めていきたいですね。

杉田 社長のお話から、100年以上事業を続けるための極意がわかりましたし、前向きな姿勢に感銘を受けました。

椋田 ありがとうございます。これからも、お客様の笑顔につながるような仕事を続けていきたいと思います。また、(株)ムクダも(株)アイコーも、弊社が原爆ドームのように何にも代えがたい、唯一無二の存在になれたらとも考えているんです。私の好きな言葉に「叡智・勇気・情熱」という3つの言葉があります。この3つの言葉を大切にしながら、今後も尽力してまいります。

GUEST COMMENT

杉田 かおる

100年以上も続く企業の極意や椋田社長の考え方などをうかがって、とても信頼できる方だと思いました。また、私自身仕事を長く続けてこられたのは、周囲の方の叡智・勇気・情熱があったからなのかもしれません。社長には、今後も時代に沿った変化と、ぶれない軸を大切にしながら、ぜひ頑張り続けてほしいですね。私も応援しています!

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