インタビュー

卸・販売

なちゅらるはる

代表 喜納 美希[写真左]
10代の頃にレゲエ音楽に惹かれ、レゲエバーのオープンを志す。学業修了後は接客業に就き経験を積み、2002年にレゲエバーを開店した。しかし、難病を患い、店頭に立つことが困難になる。別の道へ進むことを決意し、夫の洋氏と共に手芸作品を販売する「なちゅらるはる」を立ち上げた。

アクセサリー作家 喜納 洋[写真右]
沖縄県出身。美希氏が手がけるレゲエバーと同じく都心にあるアクセサリー店で接客業に従事する。レゲエバーで美希氏と出会い結婚。現在は、「なちゅらるはる」で天然石を使用した小物をつくっている。

なちゅらるはる
URL https://www.facebook.com/haru.natural/

宍戸 こちらでは、ご夫婦でさまざまなハンドメイド商品を販売していらっしゃるそうですね。まずは、お二人の今日までの歩みからお聞かせください。

喜納(美) 私はもともとレゲエ音楽が好きで、東京の一角でレゲエバーを経営していました。しかし、ある日突然、体を動かすのが難しくなるほど体調を崩してしまいまして。病院で診てもらった結果、難病の診断が下ったんです。

宍戸 それは、とてもつらい経験をされましたね。体に負担が少ない手芸の道を選ばれたということでしょうか?

喜納(美) はい。もともと手芸は趣味として楽しんでいました。そんな折、麻ひものバッグをつくって友人にプレゼントしたところ、予想以上に喜んでもらえたんですよ。以来、他の人からも「私にもつくってほしい」と頼まれるようになりました。それで、需要があることがわかり、事業化できると考え当店をオープンしたんです。

喜納(洋) 闘病中の妻の苦しみを間近で見ていたので、楽しみながらできることならば、ハンドメイドショップをぜひやってもらいたいと思ったんです。また私自身、かつてシルバーアクセサリーの店に勤務していたこともあり、ものづくりには興味がありました。妻が商品をつくる様子を見て影響を受けて、私も商品を手がけることにしたんです。

宍戸 それは素晴らしい。では、具体的にはどのような商品をつくっているのか教えてください。

喜納(美) はい。私は羊毛で手紡ぎした糸を使用して手編みでつくったバッグやマフラーなどを主に販売しています。

喜納(洋) 私は天然石を仕入れ、それにワイヤーを手で巻いて装飾を施したアクセサリーをつくっているんです。

喜納(美) 私がやわらかい商品を、夫が硬さのある商品を手がけている点は当店の特徴なんです。質感の異なる商品を、お客様には新鮮な気持ちで楽しんでもらえたら嬉しいですね。

宍戸 今後についてはいかがですか?

喜納(洋) ハンドメイドの商品は、一つとして同じものはなく、すべて心を込めて完成させていくところに醍醐味があります。その醍醐味を楽しみながら、この先も長く活動を続けていきたいです。

喜納(美) これからも皆様のご期待に応えられるような商品をつくり、ゆくゆくは来てくださったお客様にお茶をお出しできるような、工房兼ショップをオープンさせたいですね。多くの人から評価され、後世に残るような商品を一つでもつくれるよう、歩みを進めていきます。

▲ 喜納美希代表によって手染め、手紡ぎされた色とりどりの糸と喜納洋氏によるアクセサリー。糸の色味は、どちらも美しいグラデーションが表現されている。また、アクセサリーは天然石が使用されており、リュクスなデザインが特徴的だ

GUEST COMMENT

宍戸 開

既製品のように量産せず、一つずつこだわってつくるというのがハンドメイド商品の魅力であり、また難しさであると思います。私も一つの作品に強い思い入れを持って取り組む俳優なのでお二人の創作スタイルには共感しました。今後もご夫婦で名作を残していってくださいね。


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