インタビュー

製造・技術

株式会社 フォーバンド

佐賀県出身。学業修了後は大手製造会社に就職するも仕事の魅力を見出せず1年ほどで転職。新たに入った会社で社長から厳しくも愛のある指導を受け、一つのものを完成させることの喜びを知る。その社長と共に事業を立ち上げて事業展開する中で、自らの理想とする組織をつくることを目指して独立を決意。2006年に(株)フォーバンドを設立した。

株式会社 フォーバンド
住所 〒822-0032
福岡県直方市大字下新入2411-1
URL https://www.forbond.co.jp/

福岡県直方市を拠点に精密金型部品の加工を手がける(株)フォーバンド。代表取締役の松尾氏はものづくりへの熱い思いを持ちつつ、合理的な生産管理システムを導入するなど、時代とマッチした組織改革も進めている。そんな同氏が掲げる経営ビジョンとは何か。


「やればできる」の信念を抱いて

鶴久 こちらは、精密金型部品の加工技術に優れた製作会社だとうかがっています。まずは、松尾社長が会社を立ち上げるまでの経緯をお聞かせください。

松尾 私は18歳で大手製造会社に入社し、ものづくりの世界に足を踏み入れました。しかし、初めの頃は右も左もわからず、仕事への魅力も見出せないまま1年ほどで転職をしてしまったんです。

鶴久 最初からこの世界にのめり込んでいったわけではなかったのですね。では、転機はどのように訪れたのでしょうか?

松尾 新しく入った会社の社長との出会いが大きかったです。その方は、「やればできる、きっとできる、できぬはやろうとしないからだ」という言葉をモットーにしていて、私のことを厳しく指導してくれました。私がきちんと仕事をやり遂げたときには心から褒めてくれることもあって、私は初めてものづくりへの喜びとやりがいを感じることができたんです。同時に、「自分はこの業界でやっていける、やればできるんだ」という自信を持てました。

鶴久 良き師のおかげで仕事に対する前向きな気持ちを手に入れられたと。それからは、独立についても強く意識するようになったのですか?

松尾 はい。実は当社を設立する前に、お世話になったその社長と一緒に事業を立ち上げたんです。そこで仕事を続けるうちに、徐々にその方と理念が異なる部分もあることを感じるようになってきました。それで、「どうせやるなら自分が納得できるものづくりをしよう」と独立を決意したんです。

鶴久 実際にご自分で会社を立ち上げてみて、手応えはいかがでしたか?

松尾 法人化したのが2006年12月で、その直後にリーマンショックが起こったため、滑り出しはなかなか大変でした。それでも、良い意味で調子に乗らずに済んだため、着実に歩みを進めながら、顧客数を増やしていったんです。

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