インタビュー

スペシャリスト

MAKErs SENSE

1987年、パナソニック電工(株)(現・パナソニック)に入社。本社研究所に所属し、研究開発を手がける。メンズシェーバーの3次元CADを用いた開発を機に、3次元積層造形技術を推進する社内ベンチャーを設立。住宅建材の3次元開発や内閣府主導のSIP革新的設計生産技術にサブPDとして携わり、関西設計管理研究会会長も歴任。2019年、「MAKErs SENSE」を開業した。

MAKErs SENSE
住所 〒584-0083
大阪府富田林市小金台2-9-10
URL http://makers-sense.com/

2019年に開業した、次世代ものづくりのアドバイス、コンサルティングを手がける「MAKErs SENSE」。代表を務めるのは、長年大手メーカーで研究職に従事した中谷氏だ。同氏の起業への思いや活動の目的を、タレントの原田伸郎さんが存分にうかがった。


3次元技術に可能性を見いだし、起業へ

原田 まずは、起業に至るまでの中谷代表の歩みからお聞かせいただけますか?

中谷 もともとは大手電機メーカーで、研究開発や商品開発を手がけていました。その中で、メンズシェーバーの3次元CADを用いた開発経験をきっかけに、3次元積層造形技術に強い関心を抱くようになったのです。そして、開発を推進していくために、社内ベンチャーを起こしました。

原田 社内とはいえ事業を起こされるとは、思い切った行動に出られたのですね。

中谷 それだけ「この技術があれば、ものづくりがガラッと変わる」という確信があったんです。その後、より幅広い領域で3次元開発を手がけたいと思い、長年勤めた会社を退職し、2019年に当社を立ち上げました。

原田 大企業の安定した環境を離れることに、戸惑いもあったのでは?

中谷 妻をはじめ、周囲からは猛反対をされましたね。それでも、「技術が世の中を変える一端を担いたい」という思いが変わることはありませんでした。日本がものづくり大国なのは、もう昔の話です。はっきり言って、現状のままでは世界にどんどん後れを取っていきます。だからこそ、従来のものに固執するのではなく、最新技術を取り入れていくべきだと思うのです。

食品プリンターで環境問題の解決を

原田 すると、そうした最新技術を世に広めていくのが代表の役割なのですね。

中谷 はい。主に3次元積層造形のコンサルティングと、大学の研究室と企業などをつなぐコーディネートを行っています。他にもデジタルものづくりへのアプローチのアドバイス、開発・設計・研修サポートなど幅広く手がけていますよ。

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