学生時代から起業を志す。その強い意志で、ノウハウを学び、2011年に独立。アバコミュニケーションズ(株)を設立した。現在はマーケティング戦略まで見据えた独自のWeb制作事業を展開し、多くのクライアントの好評を博している。

アバコミュニケーションズ 株式会社 | |
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住所 | 〒064-0941 北海道札幌市中央区旭ケ丘1丁目9-3 |
URL | https://avacs.co.jp/ |
石黒 こちらは企業向けのWebサイト制作をメインで手掛ける会社だと伺いました。稲場社長は、もともとIT業界に身を置かれていらっしゃったのですか?
稲場 いえ、私自身はITとは畑違いの分野にいました。縁あってこの業界を知り、独学で知識を身に付けていったんです。以前からいずれは事業を興したいという思いを抱いていたため、準備が整ったタイミングで独立し、この会社を立ち上げました。
石黒 インターネットの進化に伴って、Webサイトの制作に携わる企業はどんどん増えています。その中で、社長はどのようなスタイルを目指してサービスを展開されているのでしょうか?
稲場 多くの制作会社は、依頼されたWebサイトを完成させ、納品したところで仕事を終えてしまいます。そこで、私はさらに一歩踏み込んで、そのサイトによってしっかり集客ができているのかや、販売している商品の売り上げがアップしているのかまで経過を観察し、改善点の提案やコンサルティングを行っているんです。お客様の目的はサイトを持つことではなく、利益を上げることですからね。私はSEO対策やマーケティング戦略を駆使することで、その期待に結果で応えたいと思っています。
石黒 それは素晴らしい。Webサイトをつくったものの、活用方法が分からないと困っている経営者の方も多いと思います。プロの目線でアドバイスをして頂けるのは心強いですし、安心して全てをお任せできそうです。
稲場 当社としても、結果を出し続けることでお客様とは長いお付き合いをさせて頂きたいと考えています。そのためにも、普段から密なコミュニケーションを図ることを心掛けているんです。また、もし私に知識が不足していると感じることがあれば、まずお客様の業界のことを勉強させて頂いた上で、サイトの制作に取り掛かります。
石黒 お話を伺っていると、社長の誠実なお人柄が伝わってきます。そこまでお客様のために頑張れる原動力はどこにあるのですか?
稲場 やるからには、お客様の想像を超えるものをつくりたいという気持ちがあるんです。そうして狙い通りに施策がはまり、数字として結果が表れたときには、自分のことのように嬉しくなります。
石黒 そんな社長のもとには、今後もたくさんの依頼が舞い込みそうですね。
稲場 そうであれば嬉しいです。現在は、クライアントとユーザーをつなぐことに重きを置いたビジネスモデルを展開しています。これからはさらに事業の幅を広げつつ、自社でも商品開発やポータルサイトの運営を手掛けていきたいと考えているんです。そうして会社を成長させられた暁には、地元である札幌市に恩返しができるよう、地域貢献事業にも力を入れたいですね。

GUEST COMMENT
石黒 彩
リモートワーク可能な環境を整え、スタッフさんの多くが在宅で作業をしているというアバコミュニケーションズ(株)さん。「才能があるのに、理由があって定常勤務が難しい主婦の方などを採用したい」という稲場社長のお話には感銘を受けました。多くの人に活躍の場を与える会社として成長してほしいです。