インタビュー

スペシャリスト

株式会社 Work in JAPAN

行政書士として、外国人労働者が在留資格を取得するサポートを長年にわたって手掛ける。2019年4月の法改正によって、在留資格の幅が広がったことを受けて、資格取得だけでなく、日本社会内でのコミュニケーションなども含めて多角的なサポートを手掛けるべく会社設立を決意。(株)Work in JAPANを立ち上げた。

株式会社 Work in JAPAN
住所 〒540-0038
大阪府大阪市中央区内淡路町1-3-7
日宝内淡路ビル406
URL https://wij.co.jp/

さまざまな業界で人手不足が叫ばれ、外国人労働者を積極的に雇用する環境が生まれつつある日本。その中で、外国人と日本企業の橋渡し役となっている(株)Work in JAPAN。本岡社長が見据える理想の雇用社会について、元ボクシング世界王者の西岡利晃さんが迫った。


現場で見た課題を解決するために

西岡 本岡社長は、もともと行政書士として、人材関係のお仕事をされていたそうですね。このたび、新たに会社を設立された経緯をお聞かせください。

本岡 私は長年、日本で働きたくて来日されている外国人の方たちが在留資格を取るためのサポートに携わっていました。しかし、制度の基準が厳しく限られた方しか資格を取れなかったり、せっかく企業に就職してもカルチャーギャップから長続きしないというケースも数多く見てきて。もっと効果的なサポートを提供できないか、考え続けていたんです。

西岡 なるほど、現場の最前線で課題を見て来られたからこそ、もっとできることがあるはずと思われたのですね。

本岡 はい。折りしも2019年4月に法改正があり、在留資格の幅が少し広がったことで、より多くの外国人労働者の方が資格を取得するチャンスが生まれました。そこで、私はこれまでの経験を生かしながら、資格取得をはじめ、日本社会に馴染んでいくためのコミュニケーション面のサポートも手掛けたいと考え、会社設立を決意したというわけです。

西岡 そこまで外国人労働者の方たちに寄り添ったサービスというのは、これまでになかったように思います。

本岡 そうですね。法改正後の制度自体、まだ出来上がっていない部分もあるので、私たちも手探りの状態です。ただ、企業様からは「外国人労働者を雇いたいけど、どうしたらいいか分からないから助けてほしい」とお声掛け頂いており、需要の高さは感じています。やはり、初めて外国人を雇用される企業様は、さまざまな不安を抱えていらっしゃいますし、考え過ぎて腰が重くなってしまう場合も。そこで、私たちが外国人労働者の方々と企業様の間に入って、しっかりサポートをさせて頂きます。

日本社会の未来を見据えて

西岡 では、具体的にどのような仕組みでサービスを提供していらっしゃるのかについても、詳しく教えてください。

本岡 外国人労働者の方には、在留資格取得のサポートをしつつ、当社に人材登録をして頂き、能力や条件にマッチした職場を紹介しております。また、就職先や社会でカルチャーギャップを感じることがないよう、生活相談に応じつつ適切なアドバイスもさせて頂いています。企業様に対しては、求められている人材を紹介することはもちろん、外国人労働者の方が就職した後にしっかり働けるよう、支援計画の作成・実施まで当社がお手伝いさせて頂いているんです。

西岡 ただ人材紹介をするだけでなく、お互いがストレスなく雇用・就労できる環境を整えていらっしゃるのですね。

本岡 はい。日本は昔から義理や恩を重んじる風潮があり、単純な賃金条件だけではなく、人との縁を大切にしながら仕事をしている人が多いです。一方で、外国人労働者の方は基本的には収入を増やすために日本へ来ていますし、自分に合った条件の職場があればどんどん移っていけば良いという感覚を持っています。まずは、そこに違いがあるのだということを理解して、それから互いにすり合わせをしていくことが重要なのです。

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