インタビュー

スペシャリスト

アイ・リサーチラボ

大手コンビニチェーン本部に30年勤務。開発担当者やマネジャーとして、465店舗もの新規出店に携わった。その経験から、集客に効果的な出店場所を探すノウハウを構築。定年退職後に、個人の飲食店などの商業店舗出店をサポートする「アイ・リサーチラボ」を設立した。

アイ・リサーチラボ
住所 〒246-0025
神奈川県横浜市
瀬谷区阿久和西3-7-4 312
URL https://ireseach-lab.jp/

鶴久 泉代表は、もともと大手コンビニチェーンに勤めていたそうですね。

 はい。店舗出店を進める部署に長らく在籍し、465店舗の出店に携わりました。その中で、売上を上げるためには、店の立地が重要であると気付き、さらに、経営者の多くは店舗立地は深く考えていないと分かったんです。

鶴久 立地がどのように店の売上に影響するのか、詳しく伺えますか?

 飲食店を例に挙げますと、おいしい商品を提供する店が必ず繁盛するわけではありません。その地域の需要に合わないと、お客様は集まらないんです。

鶴久 確かに、若者が好むこってり系ラーメンの店を、お年寄りが多い地域で出店しても売れないと思います。

 その通りです。また、意外に軽視されているのが家賃ですね。人が集まる繁華街などは、家賃が高額になります。その場合、少し業績が悪化するだけで、家賃が大きな負担になることが多いです。また、よく勘違いされますが、「家賃が高い立地=売上が高くなる土地」とならない場合が多いです。

鶴久 店の供給に合う方がいる地域かどうかに加え、家賃も考慮して出店するべきなんですね。

 はい。そこで私は、出店を考える経営者向けに、最適な事業用立地を選定する事業を思い立ったのです。多数のコンビニ出店の経験から、立地探しのノウハウは確立していました。そのノウハウが異業種でも通用するか、複数の店舗仲介業者のサポートを務め、1年ほど掛けて、分析やテストを行ったところ、手応えを感じたんです。そして2018年に「アイ・リサーチラボ」を設立しました。

鶴久 なるほど。では、実際の業務はどのように行われているんでしょう。

 最近では、売上が伸び悩んでいるお店などに、自店の商圏分析と事業コンセプトとの擦り合わせを行い、お店が気づかなかった施策を提案し、支援しています。お店に適した出店場所、さらに地域の需要に応えるような提案を行いますので、地元の方に親しまれやすい店舗にできるんですよ。そうして地元の方々の憩いの場所がつくれると、地域の活性化にもつながります。

鶴久 経営者の方をサポートするだけでなく、地域活性化にも貢献できるお仕事なんですね。

 はい。出店の初期投資は安くはなく、簡単にやり直しができません。ですから経営がうまくいくよう立地選びで、助力したいんです。自分が携わった店がにぎわい、経営者の方にも喜んで頂けることが、私のやりがいなんですよ。

鶴久 立地選定で経営を支援するという視点は意外でした。大変珍しい存在だと思います。

 はい。これからも独自の立場から、経営者の方や地域住民の皆様に貢献していきたいですね。

GUEST COMMENT

鶴久 政治

店舗立地を選ぶお仕事の話は初めて伺いました。聞けば聞くほど、泉代表のお仕事の重要性が伝わってきましたね。代表の存在は、初めて店舗を経営する方にとって、大変有意義で、ありがたいものだと思います。今後も多くの経営者の方や、地域に貢献するべく頑張ってください。


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