インタビュー

サービス

ローカルハック 合同会社

新潟県新発田市出身。仙台の大学で農業を学び、経営コンサルティング会社に就職。退社後は投資に挑戦してきた。父の病気をきっかけに実家へ戻り米農家を継ぎ、2019年にローカルハック(同)を設立。便利屋業をスタートして地域貢献に尽力している。

ローカルハック 合同会社
住所 〒959-2415
新潟県新発田市住田甲427
URL https://local-hack.com/

杉田 渡辺代表が、便利屋業を立ち上げるまでの歩みを教えてください。

渡辺 私は東北大学の農学部で学び、卒業後は経営コンサルティング会社に就職しました。そちらを退社してからはFXなどの投資で収入を得ていたんです。やがて、米農家だった父親が体調を崩し、家業を手伝うために帰ってきました。すると、地域の方が「戻ってきたね」「肥料はこれを使うといいよ」など、温かい言葉をかけてくださったことに感動しましてね。ただ、農業だけで食べていくのは難しいため、便利屋業も始めたんです。

杉田 家業と両立して便利屋としてもご活躍というわけですね。

渡辺 はい。現在は買い物代行、草刈りや清掃などの不動産管理に関わる仕事、得意のパソコンを生かした調べもののお手伝いなど、地域の皆さんのためにあらゆる作業をお引き受けしています。

杉田 中でも、特に住民の方に喜ばれているサービスがあれば教えてください。

渡辺 やはり買い物代行でしょうか。山に近い集落には買い物難民と言われる方が多くいます。しかも、その付近を走るバスが廃止されることが決まってしまいましたので、需要は今よりも高まるはず。おそらく、他にも生活に支障をきたしていることがたくさんあると思います。ですから私は、買い物代行をきっかけに、さまざまなサービスで皆さんの暮らしをお手伝いしたいと考えています。
 また、新発田市は8軒に1軒の家屋が空き家になっているんですよ。せっかくの資産をビジネスに生かさないのはもったいない。そこで、私は空き家の管理をしながら、物流の拠点や障がい者施設として活用するなど、さまざまなアイデアを練っているところです。

杉田 地域活性化につながるアイデアを考案中の代表が、便利屋業に挑戦する上で心掛けていることは何でしょうか?

渡辺 高齢者の方は認知症などの影響で、買い物を頼んだことを忘れてしまうケースもあるんですよ。ですから私は認知症について勉強し、症状が疑われるときは地域包括支援センターに連絡するなど、行政との連携も綿密にしています。また、必要のないと思われる買い物を頼まれたときは、お客様のためにお断りする場合もありますね。

杉田 そこまで気を配ってくださると、ご本人やご家族も安心してサービスをお願いできますよ!

渡辺 ありがとうございます。私は市のプロジェクトに参加して、Iターン・Uターンの誘致や成人式のイベント、子どものための移動教室にも協力しているんです。新発田市の中でも、住田町の住民の方々は全員が顔見知りで、お互いに助け合って生きている共同体だと感じています。起業して、その素晴らしさをあらためて実感しているところです。大好きなこの地域の伝統を守りつつ、住田の価値をますます高めていきたいですね!

GUEST COMMENT

杉田 かおる

新発田市のため、住田のためにという熱い想いで便利屋業を立ち上げた渡辺代表。まだ20代とお若いのでフットワークが軽く体力も自慢。夢が広がるお話をたくさん伺うことができました。これからも一人ひとりのお客様に寄り添いながら、地に足の着いた活動で、地元を活性化して頂きたいです!


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