インタビュー

製造・技術

EASY 株式会社

10代の頃から車に関心を持ち、次第にものづくりの世界に興味を抱くようになる。学業修了後は自動車の機械設計会社に就職。仕事に打ち込む一方で、海外留学や旅行をして見聞を広げた。また、複数の企業をわたり歩く中で「ワークライフバランスの取れた職場環境を構築し、若い技術者を育てたい」という思いが強くなり、独立を決意。2017年にEASY(株)を立ち上げた。

EASY 株式会社
住所 〒430-0833
静岡県浜松市南区三新町487-6 3F
URL https://www.easy1.co.jp/

静岡県を拠点に機械設計・設備設計を手掛けるEASY(株)。自身も設計士として活躍してきた𠮷田社長は、機械設計者の高齢化と向き合い、若い人材を育て上げるために起業の道を選んだ。同氏が思い描くビジョンと経営観について、タレントの矢部みほさんが話を伺った。


技術者が育つ土壌づくりに着手

矢部 𠮷田社長は、長年にわたって機械設計のお仕事に携わっていらっしゃるそうですね。まずは、会社を立ち上げるまでの経緯からお聞かせ頂けますか?

𠮷田 私は10代の頃から自動車やバイクに乗るのが好きだったんです。そのため、学業修了後は自動車関連の仕事に就きました。自動車の生産設備に使用される機械の設計について学んだり、営業の仕事をしたりしていたんです。その中で、機械設計士の高齢化と後継者不足問題にぶつかることがありました。具体的には、お客様から機械設計のご依頼を頂いても、設計できる者がいないためにお断りしなければならないケースがあったんです。そうした現状を変えたいという思いが次第に強くなっていきましたね。

矢部 なかなか後継者となる方が増えないのにはどういった要因があるのでしょうか?

𠮷田 機械設計の仕事は難易度が高く、時間的にも精神的にも過酷な部分があります。そのため、仕事の面白さを感じられるようになる前に、多くの技術者が職を離れてしまうのでしょう。そこで、私は若い技術者が伸び伸びと前向きに仕事へ打ち込むことができる環境を創出し、時間を掛けて技術者を育てようと考え、当社を設立したんです。

矢部 具体的にはどのような取り組みを行っているのかお聞かせください。

𠮷田 社内は居心地の良い雰囲気となるよう気を配っておりますし、設計ソフトを各自の自宅用のパソコンに移して、自宅でも作業ができるよう体制を整えているんですよ。それらが、従業員の仕事に対する意欲の増加や、成長につながると考えています。また私自身、会社員時代は仕事をしながら時間をつくって海外・国内旅行をしていました。そこで得た交友関係や知見を仕事に生かしていた経験があるからこそ、当社の従業員にもワークライフバランスをしっかりと整えてもらい、プライベートの時間が充実したものとなるよう配慮しています。

矢部 自由な社風にすることで、会社全体のモチベーションアップにつなげていらっしゃるのですね。

𠮷田 そうですね。各自で臨機応変に仕事の進め方を判断して、成果を出してほしいと思っています。例えば、あと1時間あれば仕事が終わるという状況の際に、残業をしたり休日出勤したりするのは時間がもったいないですよね。そんなときに自宅や出先で仕事ができるような体制を構築していきたいんです。

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