インタビュー

建築

インテリア佐野

畳職人の父の姿を見て育ち、自身も職人の道を志す。沼津市の内装業者に勤めて独立のためにスキルを磨き、1984年に「インテリア佐野」を創業。以来、35年にわたり地元で内装業を営んできた。また、現在では並行して伝統の敷物「油団」を製作、ペット用に販売している。

インテリア佐野
住所 〒418-0055
静岡県富士宮市宝町20-7
URL https://interiorsano-1984.com/

矢部 こちらは、35年以上続く内装業者と伺いました。

佐野 はい。この辺りは古い家が多いため、小規模なリフォームや、壁紙・障子・襖の張り替えなどが主業務になっています。内装工事に関しては、長年培ってきた経験がありますから、さまざまな案件に対応できると自負していますよ。

矢部 大ベテランですから、頼りになりますよね。お仕事では、どんなことを大切にしていらっしゃいますか?

佐野 お客様とはまめに連絡をとって、身近な存在でいられるように心掛けています。あと、依頼されたお仕事以外でも、ちょっとした気になる箇所があれば、無償で修理することも多いですね。性格上、どうしてもそういう部分を無視できないんです。時には内装以外の仕事を頼まれることもあります。それも仕事仲間と相談して、できる限り対応していますよ。

矢部 そうした姿勢こそ、長年お仕事を続けられた秘訣なのだと思います。

佐野 プロとして、高い技術を提供するのは当たり前。その上で、付加価値をつけることは常に意識しています。今後も地域密着で、誠心誠意を尽くしながら、今以上にお客様の信頼を得られる仕事をしていき、内装業を魅力あるものにしていきたいです。そうすれば、この仕事に興味を持つ若者も増えるでしょうから。

矢部 業界全体のことも考えて仕事に取り組まれているのが、素晴らしいと思いました。しかも佐野代表は、内装以外のお仕事として、「油団(ゆとん)」という珍しい敷物も製作なさっているとか。

佐野 「油団」は和紙を厚く張り合わし油を引いた、江戸時代から伝わる伝統的な敷物です。インテリア佐野としてのブランドを高める施策の一環で、独学で製法を学んで製作を始めました。現在はペット用の「ペッとん」という商品を、商標登録を取って販売しています。

矢部 油団には、どんな特徴があるのでしょうか?

佐野 座るとひんやりとした心地よさが持続する敷物で、外気温と比べて表面温度が2℃くらい低いのが特徴です。暑い日は、ペットにこの上で涼んでもらえます。市販のマットとは違い、涼しさが持続するので、頻繁に使うようになります。

矢部 ペットを飼っている方にとって注目すべきアイテムだと思います。広く普及すると良いですね!

佐野 そうですね。現在、可愛いらしいカラフルなものも開発するなど、改良を試みています。PR活動にも力を入れ、商品の認知度を高めることで、多くの方にご利用頂きたいです。

GUEST COMMENT

矢部 みほ

佐野代表のお話からは、お仕事に対する実直な姿勢が伝わってきました。地元の方にとって心強い存在だと思います。また、油団は初めて知りましたが、とても魅力的な製品だと感じました。2本柱の事業で、さらに飛躍されていくことを期待しています!


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