インタビュー

サービス

合同会社 big bamboo / 着物セラピー

子どもが小さい頃に着付け教室に通い、そのまま着付け講師に。約7年勤めた後、独立し、「きものエレガント」を創業。2018年に(同)big bambooを設立し、障がいなどを理由に、振袖を着ることをあきらめている人のための事業、「着物セラピー」を立ち上げた。

合同会社 big bamboo / 着物セラピー
住所 〒140-0001
東京都品川区北品川1-9-7
トップルーム品川1015
URL https://www.kimonotherapy.com/

吉井 (同)big bambooさんが手掛ける「着物セラピー」は、少し変わった事業だと伺いました。

大竹 はい。当事業の特徴は、障がいなどを理由に、着物での写真撮影が難しいと感じている方を対象にしている点です。ご自宅など、ご希望の場所で着付けから撮影まで、完全にプライベートな状態で行います。私をはじめ、車椅子着付けの資格を持ったスタッフが、寝たきりの方や、車いすの方も着付けられますので、幅広い方の対応が可能なんですよ。

吉井 普通のフォトスタジオでは頼みづらいと思っている方に、とてもありがたいサービスだと思います。

大竹 あるお客様には「こういうサービスを探していた」と、お言葉を頂きまして、大変嬉しく思いました。障がいがある子であっても、我が子の晴れの日の姿を見たい親心は変わりません。そんな方々の要望に応えたいと思っています。

吉井 なぜ、この事業を立ち上げるに至ったんですか?

大竹 私はもともと着物が好きで、着付け教室に通い始め、後にそこの着付け講師を7年勤めました。その後フリーになり、成人式前撮り撮影アシスタントの仕事をしたときに、流れ作業のように撮影が進む様子を見て、「一人ひとり丁寧に、その子らしい写真を撮りたい」と思ったんですよ。

吉井 確かに普通のスタジオでは、成人式などのイベント時、予約が集中するので、1人にゆっくり時間を掛けることは難しいでしょうね。

大竹 おっしゃる通りです。さらに、障がいを抱える子のお母さんから「撮影や着付けを頼める店がないから、成人式の振袖はあきらめている」と聞いたんです。それで私が、家族での記念写真を勧めて、撮影しまして。そのとき、その子自身だけでなく、ご家族もどんどん笑顔になる様子を見て、「着物を着ることには、セラピー効果がある」と思いました。それで既存の着付け教室に加えて、2018年に「着物セラピー」を始めたんです。

吉井 私も兄の結婚式の際、母が着物を着て、嬉しそうになる様子を見たので、そのご家族の気持ちがよく分かります。心掛けていることは何かありますか?

大竹 事前の打ち合わせを大事にしています。その子の性格や注意すべき点を伺って、安心できる撮影環境を用意するんです。気分が乗らず、撮影が中止になっても、別日に対応できる仕組みも設けておりますので、安心してお任せ頂きたいです。その子らしい自然な笑顔を撮りたいので、ポージングはしません。家族と一緒に笑い合う様子を撮っています。

吉井 それだけ丁寧で親身な対応だと、安心できますね。

大竹 ありがとうございます。このサービスが必要な方に、より利用して頂けるよう、今後は、全国展開を目指してまい進していきます。

GUEST COMMENT

吉井 怜

「着物を着ることをあきらめないでほしい」と語る大竹代表。お客様が安心できる環境を整えていると聞き、その思いを強く感じることができました。写真は一生の宝物ですし、家族で撮った写真はより思い入れが強くなります。このサービスを必要とされている方に届くよう、今後の活動も頑張ってください。


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