インタビュー

建築

石黒 そうしたコミュニケーション力は、チームワークにも通じるでしょうね。

佐藤 特に現場では、チームの団結は欠かせません。また、従業員には「あいさつなど当たり前のことを怠らないように」とも伝えています。会社の看板を背負って仕事をしていても、振る舞い1つが一個人の評価に直結するもの。例えば、取引先や現場監督に日頃から良い仕事ぶりを見せられていれば、いずれ独立した際にも仕事をもらえるかもしれません。

石黒 従業員の方が独立した後のことまで考えていらっしゃるとは驚きです。

佐藤 これからは若い世代に頑張ってもらう時代だと思っていますから。若手が私を追い抜けるくらい、いろんなことに挑戦してほしいと思っています。

石黒 では、今後の展望としてはいかがでしょうか?

佐藤 当社では、創業期からゴミ拾いやボランティアを行っているんです。そのため、今後も活動に注力し、企業の務めである地域貢献を果たしたいですね。
 また、個人的な夢として、市議会議員選挙に立候補したいと考えています。そのため、今は右腕として働く従業員に、会社経営を引き継いでいるところです。

石黒 それは素晴らしい!壮大な目標をお持ちでいらっしゃるんですね。

佐藤 そうなんです。それくらい、この小牧という街が大好きなんです。それに、仮に私の念願がかなえば、くすぶっている若い世代に希望や刺激を与えられるのではないかと思っていて─。その思いを原動力に、まずは一歩ずつ、目標に向かって歩みを進めてまいります。

祝10周年!小牧市ゴミ拾い活動

「昔の仲間と共に始めた当活動団体『SHELLY』も、他地区他県からも多くの方に参加して頂き、おかげさまで10周年を迎えることができました。これもひとえに、『小牧市』をみんなが愛しているからだと自負しています。本当に感謝です。これからも継続していきます!」
SHELLY 代表 佐藤 悟
GUEST COMMENT

石黒 彩

従業員の方のお話をされる佐藤代表は目が輝いていらっしゃって、皆さんへの深い愛情が伝わってきました。また、職人らしいこだわりも持ちつつ、柔和なお人柄でお話も上手な代表。そういったバランス感覚が優れているからこそ、周囲からも信頼されるのでしょうね。今後、会社と若手の成長、そしてご自身の夢を実現される姿を私も楽しみにしています!

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