インタビュー

建築

株式会社 藤和

10代から建設業に従事し、リーマンショックなどの影響を受けながらも、業界一筋に現場経験を積む。妻の弟と共に事業を立ち上げる縁があり、(株)藤和をスタート。現在は、大手ゼネコンのデッキプレート工事を主に受注し、大型施設などの建設に携わる。同時に、電気工事や空調設備工事、墨出し工事なども手掛けている。

株式会社 藤和
住所 〒485-0005
愛知県小牧市久保本町33-57
URL https://www.towa59.co.jp/

(株)藤和は、愛知県小牧市に根付くデッキプレート工事の施工会社だ。同社の代表を務める佐藤氏は、自身の経験に基づいた独自の指導で若い世代の人材育成に注力し、活気あるチームづくりを成功している。同氏の経営哲学に、タレントの石黒彩さんが迫った。


大規模施設を支えるデッキ工事

石黒 まずは、佐藤代表が会社を立ち上げられた経緯から教えてください。

佐藤 私は10代から建設業界一筋で、家族を食べさせていくため、とにかくがむしゃらにやってきました。その中で、たまたま妻の弟と一緒に起業することになり、この(株)藤和を立ち上げたのです。

石黒 現在はどういったお仕事を手掛けていらっしゃるのですか?

佐藤 当社では主にデッキ工事を行っています。デッキと言うと、ウッドデッキなどのベランダ工事を思い浮かべる方が多いですが、当社が行うのは、大規模な建物や高層ビルに床材として使われるデッキプレートを使用した工事。立体駐車場の天井などに使われる、凸凹した鋼の板と言うと分かりやすいでしょうか。

石黒 あのプレートの工事を専門にされる業者さんなんて初めて知りました。

佐藤 実際、当社のような業者は全国でも珍しいと思います。そうしたこともあり、現在は元請企業を介して大手ゼネコンの仕事を多く請けられているんです。工場や病院、テーマパークなどの大きな現場に入ることが多いですね。
 また、電気工事や空調設備工事、墨出し工事なども手掛けています。法人に加え、個人のお客様からの電気やエアコン工事の依頼なども受け付けていますよ。

石黒 では、御社ならではの強みはどこにあるとお考えですか?

佐藤 当社には、若い従業員が多いんです。そのため経験があるわけではないのですが、若さゆえのエネルギーや勢いは他社に負けないと自負しています。特に当社には、昔やんちゃをしていたような一本気な若者が多いので、みんな仕事に対してはとにかく真っすぐ。その素直さが、実直な仕事につながっているんです。

伸ばし合う文化で人と会社を育てる

石黒 最近は若手の職人が育ちづらいと聞きますが、御社では若い世代がご活躍されているんですね。育成ではどんなことを心掛けていらっしゃいますか?

佐藤 従業員の目線に立つことですね。例えば、従業員がミスをしたら単に叱るのではなく、「自分にも原因があったのではないか」と自分を見つめ直すようにしています。私が若い頃は厳しい指導が当たり前でしたが、今は時代も違いますし、世代に合わせた指導が大切なんです。

石黒 従業員の方にしっかり寄り添われている姿勢が素晴らしいと思います。

佐藤 私も最初からこうだったわけではなく、数年前にゴルフを始めてから考えが変わったんですよ。ゴルフは自分の判断で結果が変わる、人のせいにできないスポーツ。ゴルフを通じ、日頃から自分を省みることの大事さに気付きました。

石黒 私もゴルフは好きなので、とても共感します。ゴルフは、お互いの良いところを褒め合うスポーツですものね。

佐藤 ええ。ちなみに当社には、まさしく「自分の長所を伸ばし、短所は補い合おう」といった内容の経営理念があるんです。苦手なことを克服するのは素晴らしいことですが、それ以上にみんなが長所を伸ばすことで、どこよりも強いチームが出来上がるはず。そしてそのためにも、自分のことばかりではなく、互いをしっかり理解するために、社内のコミュニケーションを重要視しているんです。

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