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  • 株式会社 マイズソリューションズ 代表取締役 舛田 陽介

インタビュー

スペシャリスト

株式会社 マイズソリューションズ

熊本県出身。幼少期から自然に囲まれて過ごす。横浜国立大学環境情報学府博士課程後期修了後、三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株)に入社。2019年3月、環境政策研究・調査、地域活性化などを手掛ける(株)マイズソリューションズを立ち上げる。

株式会社 マイズソリューションズ
住所 〒171-0022
東京都豊島区南池袋2-49-7
池袋パークビル1F
URL https://www.mises.co.jp/

杉田 舛田社長は環境調査などのお仕事をされているそうですね。私も社会人になってから環境学を学んでいた時期がありまして、今日は楽しみにしてきました。

舛田 そうだったんですね。私は幼い頃から自然に囲まれて育ってきたこともあり、環境には興味があって、大学では地球環境学を専攻していました。卒業後は建設コンサルティング会社で工事現場や開発現場の環境を調査していたのですが、もっと制度や仕組みなどの部分に関わりたいという思いから、横浜国立大学の博士課程に入ったんです。

杉田 知識をつけるためにもう一度学び直されたんですね。アメリカの大学にも行かれていたとか?

舛田 はい。一度休学してオレゴン州立大学公共政策学修士課程を修了した後、横浜国立大学に復学しています。卒業後は、三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株)に入社しました。いわゆるシンクタンクの会社ですね。

杉田 調査や研究を行い、政策への提言をする研究機関ですよね。現在もそういったお仕事がメインに?

舛田 ええ。環境省や地方自治体など行政がつくる環境に関する計画を作成するお手伝いをしたり、地域が抱える課題解決に対してのコンサルティングをしたりというのが今の仕事になります。

杉田 環境に対する政策や制度を立てなければならないけれども、どうしたら良いのか分からないというときにサポートして頂けるんですね。

舛田 はい。場合によっては政策を打ち出すために必要な研究・調査をするということもあります。専門家が使う用語をそのまま伝えてしまうと、専門的すぎて分からないということも多いので、行政と専門家の間をつなぐ役割も果たし、最終的に市民の方に計画の内容などを伝えられるように努めているんです。

杉田 それは素晴らしい。環境に関する課題を解決するには、行政が主導するだけでなく、一般の方の意識を変えていくことも大事ですよね。

舛田 そうなんですよね。環境のためになる活動はいろいろなところで行われているとはいえ、ほとんどがボランティアによるもの。それが負担になってしまい、結局はとん挫してしまう活動も多いんですよ。ですから、きちんと事業化することで、社会にプラスになる仕組みづくりをしていけたらと考えています。

杉田 今後についてはいかがですか?

舛田 地域の環境活動を軸にしながら、海外での調査にも手を広げたいですね。海外で学んできたからこそ、海外と国内の環境に対する意識の違いに違和感を覚えることもあります。海外での調査を積極的に取り入れていくことで、国内の研究をより魅力的なものにしていきたいです。そのためにも、スキルを磨きつつ知識を増やし、自分自身の価値を高めるための努力をしていきます!

GUEST COMMENT

杉田 かおる

私も農業をやっていたり、環境について勉強したりと、環境学には非常に興味があるので、お話を聞いているとワクワクしてきちゃいました(笑)。今後ますます注目される分野になると思いますので、ぜひ舛田社長の知見を生かし、社会に貢献してほしいです。ご活躍を私も陰ながら応援しています!


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