インタビュー

ライフスタイル

合同会社 トライアドベンチャー

幼少期は、ボーイスカウトの活動に積極的に携わり、学業修了後は陸上自衛隊に入隊。数多くの災害復興支援や救助活動を経験した。東日本大震災の被災者支援を機に、「自分自身が今できること」を模索し始め、アミューズメント施設に転職。楽しい空間をつくり提供することにやりがいを感じ、自らも「ワクワクする環境を構築したい」と独立を決意する。2019年に(同)トライアドベンチャーを立ち上げた。

合同会社 トライアドベンチャー
住所 〒160-0023
東京都新宿区西新宿7-2-5
TH 西新宿ビル5-6F
URL https://tryadventure.biz/

全国で増え続ける廃校施設を活用し、人々が楽しめる空間へと生まれ変わらせる事業に注力する(同)トライアドベンチャー。自衛隊での経験を通して、人生の尊さを考え続けてきた島野代表が思い描くビジョンに、元ボクシング世界王者の内山高志さんが迫った。


人の人生と真剣に向き合って

内山 まずは、島野代表が起業されるまでの経緯からお聞かせください。

島野 私はもともと、陸上自衛隊の隊員として海外の復興支援や各地の災害救助活動をしていたんです。2011年の東日本大震災の際にも最前線で救助を行いました。その際に、多くの被災者と関わったんです。救うことができた命がある一方で救えなかった命もありました。そこで、自分自身が今できることは何かを改めて考えるようになったんです。模索する中で、異業界で働いてみようと思いました。そして、アミューズメント施設を運営する会社へ転職し、セキュリティスタッフとして働くことになったんです。

内山 転職先として、なぜアミューズメント施設を選ばれたのでしょうか?

島野 その運営会社は、安全を第一に考えていたんです。2日に1回は避難訓練をして、万一の場合に備えていました。来場するお客様や働くスタッフの命を守るということを大切にしている施設なら、私のこれまでの経験を生かせると思ったんです。

内山 そこからどのようにして独立に至ったのか気になります。

島野 働いていくうちに、私は、人に感動を与えたり、ワクワクさせたりできる空間の提供にやりがいを強く感じるようになりまして─。もっとたくさんの方に喜んで頂く手段として、廃校施設を活用してアクティビティを開催するアイデアを思いつきました。そして、一念発起し、当社を立ち上げたんです。

内山 人の幸せを守る立場から、積極的に生み出す立場へと変わったのですね。廃校に着目された理由についてもぜひ教えてください。

島野 廃校施設を活用して、多くの社会問題を解決できると考えたんです。2019年現在、日本では年間500校ほどの学校が廃校となっており、そのうちのほとんどが廃墟になっています。学校は学ぶだけでなく、子どもたちや保護者が親睦を深める場所でもありますし、その地域のシンボル的存在と言っても過言ではありません。そんな貴重な空間を大切にしたいと思いました。
 また、私は当社の仕事の傍ら、学童保育の職員も務めておりまして。その中で、子どもたちが安心して遊べる環境が減ってきていると感じていたんです。そこで、廃校を利用して安全な遊び場をつくることに決めました。

1 2


amazonからのご注文
2019年11月号
COMPANYTANK 2019年11月号

巻頭企画「天馬空を行く」には、第25代WBCスーパーバンタム級チャンピオンの西岡利晃さんがご登場!世界王者の栄冠を掴むまでの足跡を辿ります。

定期購読のご案内
 
LINE@無料会員登録はこちらから

LINE@無料会員登録はこちらから

interviewer's eye

カンパニータンクのインタビュアとして活躍されている各界の著名人たちに本誌編集局が逆インタビュー。

杉田 かおる 名高達男 時東ぁみ 矢部 みほ 鶴久 政治 宮地 真緒 水野 裕子 畑山隆則