インタビュー

スペシャリスト

はやかわ建築計画

ものづくりが好きで大学は建築学科に進学。卒業後、建築設計事務所に就職する。住宅や店舗建築の経験を積んで独立。はやかわ建築計画を立ち上げた。その後、板倉づくりの構法と出合う。現在は自ら設計した板倉づくりの家に住み、その素晴らしさを多くの人に伝えている。

はやかわ建築計画
住所 〒251-0056
神奈川県藤沢市羽鳥5-3-7
URL http://hayakawa-archi.com/

水野 早川代表は、子どもの頃からものづくりがお好きだったと聞いています。

早川 ええ。それで大学は建築学科に進学し、卒業後は建築設計事務所に就職して経験を積みました。以前から独立願望があり、2006年に起業したんです。

水野 こちらの最大の特徴は、最近注目を集めている板倉づくりという構法の住宅を設計していることだそうですね。

早川 はい。この自宅も板倉づくりで建てたものなんですよ。

水野 木の香りが漂う、とても素敵なおうちですよね!板倉づくりとは具体的にどのような構法なんですか?

早川 木の柱に溝を彫り、無垢材の板を落とし込む構法で建てた住まいです。もちろん、床や天井にも全て無垢材を使っています。伊勢神宮などにも使われている伝統的な構法を、現在の建築基準法に適合するよう設計しているんです。板倉づくりの一番のメリットは、木材が水分を吸ったり吐いたりするので、室内の湿度を一定に保てること。おかげで夏は涼しく冬は暖かく過ごせるんですよ。

水野 快適に過ごせそうですね。代表が板倉づくりを知ったきっかけは?

早川 独立後、さまざまな勉強会に参加していて、その最中に知ったんですよ。私は前の事務所で、億単位の金額の住宅も設計してきました。ただ、コンクリートの建物にはなかなか共感できなかったんです。だから、板倉づくりを知ったとき、直感的に「これは良い!」と思いました。この家を建てたのも、お客様に板倉づくりを勧める前に、自分がその良さを実感してみようと考えたからです。そのため興味を持ってくださった方にはまず、ここを見学して頂いています。

水野 代表ご自身の経験に基づいた説明ができるし、実際に体験してもらえれば、その魅力がより伝わりそうです。

早川 はい。具体的なアドバイスやアイデアをお客様に提供できるのが最大の強みです。ご予算とお客様の求める内容のバランスを取りつつ、自然の素材をできる限り多く使用した設計をします。

水野 こんなに気持ちのいい家を建てて、代表のご家族はさぞ喜ばれたことでしょうね。

早川 はい。子どもたちは「木の床がやわらかくて気持ち良い」と、裸足で飛び回っていますよ。
 また、私は「木育」のインストラクターでもあり、木を通して子どもたちの五感を育て、環境教育と好奇心を伸ばす活動に取り組んでいます。ぬくもりのある住まいで、人間本来の健康な暮らしを送って頂きたいですね。

GUEST COMMENT

水野 裕子

木の温かさで心から安らげる板倉づくりの家。自らそこに暮らす早川代表のお言葉には説得力がありました。伝統的と言っても今風にアレンジされた家は、とてもおしゃれで素敵な空間。この懐かしくも新しい住まいの魅力を、ぜひ多くの方に発信して頂きたいですね!


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