インタビュー

製造・技術

株式会社 バンテック

金属フィルターの製造の仕事をする父親の背中を見て育ち、自らも同じ世界に入ることを志す。1991年、父親と共に(株)バンテックを設立した。1999年に代表取締役社長に就任し、社内組織の若返りを図るとともに積極的に海外展開も行い、事業を拡大。現在は中国、タイに工場を所有しグループ全体で200名以上のスタッフを擁する企業へと成長させている。

株式会社 バンテック
住所 〒327-0103
栃木県佐野市石塚町3000-2
URL http://www.vth.co.jp/

1991年の創業以来、20年以上にわたって金属フィルターの製造を手掛けてきた(株)バンテック。大島社長は自社製品の可能性を追求し、最新の水素自動車や宇宙開発分野へも進出すべく自社製品の認知活動に尽力している。そんな同氏に、タレントの矢部みほさんが話を伺った。


一級品の金属フィルターを世界へ

矢部 こちらは歴史ある金属フィルターの製造を手掛ける会社だそうですね。まずは、大島社長のこれまでの歩みからお聞かせ頂けますでしょうか?

大島 当社は、私と父親で1991年に立ち上げました。というのも、もともと父親は、万年筆の先の金属部分を製造する仕事をしていたんです。程なくして、金属フィルターの製造業に携わるようになりまして。そんな父親の影響を受けて、私は同じく製造業の道へ進むことに。そして、私が36歳のときに、当時父親が勤めていた会社の営業権を買い取り、父親を社長として(株)バンテックを立ち上げたんです。

矢部 なるほど。お父様が以前勤めていた会社から事業を引き継いだ、ということですね。

大島 そうなんです。前身時代からのお客様とは、当社設立以降も変わらずお付き合いさせて頂きましたので、幸いにも仕事に窮するということはありませんでした。しかし、需要の波はどうしても生じてしまいます。そこで、私が社長に就任した1999年以降は、少しずつ新しいことを始めました。

矢部 具体的にはどういったことを始められたのでしょうか?

大島 当社の製品は、世界に通用するものだと自負しておりましたので、世界進出をしていこうと考えたんです。そこで、2002年に中国、2007年にタイへ現地工場を設けました。また、組織全体の若返りを目的として、2005年頃からは新卒採用に注力してきたんです。その結果、当社は2019年現在で約50名いる国内の社員の他、中国に80名ほど、タイに130名ほどの現地スタッフを抱える規模まで成長しました。

身近な家電から宇宙開発分野まで

矢部 金属フィルターには、用途や種類が幅広くあると思います。その中でも、こちらの製品は主にどのようなことに活用されているのかお聞かせください。

大島 当社が主に手掛けているのは、エアコン内部に取り付けるフィルターです。大手家電メーカーのエアコンのほとんどには、当社の製品が使用されています。他にも、お客様からのあらゆるニーズにお応えするべく、自動車のエンジン内部に取り付けるフィルターや、水道、空圧機器用のフィルターなども製造していますよ。

矢部 それはすごい!いろんな分野で使用されているんですね。

大島 はい。1つの分野に特化して製造している会社は多くあるでしょう。しかし、積み重ねてきた経験とテクノロジーを駆使して、多様なニーズに対応できるのは、当社だけだと思っています。金属フィルターの性質を知り尽くしている当社には、確かな技術力と、設備がありますので、試作品や大量生産といったあらゆる規模のご依頼を受けられるんです。それこそが当社の強みだと思っています。

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