インタビュー

建築

いかなる約束も絶対に守る

内山 それでは、現在の事業内容や強みをお聞かせください。

礒部 当社の自慢は、お客様が求める仕上がりを確実に実現する技術力です。また現在、月に300件から400件もの原状回復やリフォームを手掛けており、他社が10日や2週間も掛ける現場を、5日ほどで仕上げるスピーディーな対応力も大きな強みと言えるでしょうね。

内山 他社の半分以下の日数で、しかも、確実に遂行させるとは見事ですね!

礒部 ありがとうございます。私がいくら仕事を取ってきても、工事をする職人がいなければ意味がありません。この件数をこなすためには、職人さんたちに頭を下げ、気持ち良く現場を回って頂けるように常に気を配っています。おかげさまで、私自身、職人の皆さんにかわいがってもらい、ありがたい限りですね。

内山 そうした良好な人付き合いをするために、社長が心掛けておられることを教えてください。

礒部 それは、仲間内でもお客様に対しても、約束は絶対に守ることですね。リフォームの仕事に最も必要なのは信用です。例えば、この業界には現場に傷を残したまま撤収してしまう業者もいます。当社はどんなに小さい傷も残さずに現場を仕上げるんですよ。何よりも信用を大事にすることがモットーだからです。

内山 その意識は、社内でもしっかり浸透させているのでしょう。スタッフさんの指導にも力が入りますね。

礒部 そうですね。この仕事は朝が早く、早起きに苦労するスタッフもいます。ですので、当社では「全員で頑張れば、みんなの給料も上がるんだ」と連帯意識を持たせるなど、精神的に強く育つよう鍛えていますよ。

公共工事にも進出を目指す

内山 ここまでの波乱万丈な人生を、ご自身で振り返ってみて、いかがですか?

礒部 考えてみればあっという間でしたね。私にとってリフォーム業は天職だと考えていて、事業を始めたことは運命だったと思っています。リフォーム業は同業も多く、時には、お客様と職人の間に立つ中で大変なことも。でも、依頼してくださったお客様のことを考えると、絶対に後には引けません。たまに弱音を吐くことはあるものの、いつもスタッフや協力会社の皆さんが温かく励まして盛り上げてくれるので、感謝しています。

内山 苦労をしながらも、お客様のために情熱を燃やす社長。その原動力が気になります。

礒部 当社では月に1度、スタッフや協力会社さん、そしてお取り引き先の方々をお招きし、ゴルフや旅行、バーベキューなどを開催しているんですよ。本格的なイベントを企画し、仲間たちと楽しむことが、仕事のやりがいにつながっています。また、私にはもうじき2歳になる双子の子どもがいまして。帰宅して子どもたちの顔を見ると、ますます頑張らなければと意欲が湧きます。

内山 では最後に、今後についてはどのようにお考えでしょうか?

礒部 当社は名刺に「便利業」と入れており、頂いたお仕事はなんでもこなすスタンスです。今後は建設業の許可を取り、公共工事にも進出したいですね。さらに、私は地元への恩返しとして、地域活性や子どもたちの教育に関わる活動に取り組んでいるので、近々NPO法人を立ち上げて、本格的なボランティア活動もスタートさせるつもりです!

GUEST COMMENT

内山 高志

礒部社長は事業が好調な現状について「自分は運が良い」とおっしゃいますが、運だけでここまで周囲から信頼を得ることはできません。お話を伺って、社長が懸命に事業に取り組み、その結果として業績が伸びていることが良く分かりました。今後はボランティアにも取り組むそうですので、世の中の困っている方をどんどん助けて頂きたいですね!

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