インタビュー

建築

株式会社 ダイコウ

東京都世田谷区出身。広告代理店を経営していたが、義父が経営していた建築会社(株)ダイコウの事業がストップしていたのを、義母の依頼で再開することに。現在は同社の拠点を東京に置きながら、福島県の震災復興事業に注力し、海外展開も視野に入れている。

株式会社 ダイコウ
住所 〒299-0262
千葉県袖ヶ浦市坂戸市場1333
URL https://www.daiko-co.net/

畑山 まずは、吉田社長のこれまでの歩みを教えて頂けますか?

吉田 もともと私は広告代理店を経営していました。その頃は、義父がこの会社の社長を務めていたんです。ただ、義父はさまざまな事情で事業をやめてしまいました。やがて、義母ががんと判明しまして・・・。余命がはっきりした義母に、「建設業を再開してほしい」と頼まれたんです。私は申し出を受け、当社の業務を再開しました。
 現在は東京に拠点を置きながら、主に新潟県と福島県で建築工事や電気工事など幅広い事業を展開しています。

畑山 福島のお仕事は復興関連事業だそうですね。

吉田 そうですね。東日本大震災の復興事業に携わる建設業者が足りないと聞き、こちらで除染作業を中心に手掛けています。今は除染のために埋めた土をもう一度掘り起こして、別の仮置き場に運ぶ仕事が多いですね。

畑山 社長が福島の復興に向け努力する原動力は何なのか、ぜひ伺いたいです。

吉田 実は3年前に、子どもの頃からの親友ががんで亡くなったんですよ。それがものすごくショックで、2ヵ月ほど外に出られなくなりました・・・。でも、親友には奥さんと双子の男の子がいまして。私は、その子たちを遊園地に連れて行ったりするうちに元気をもらい、「弱音を吐いても仕方がない。もう一度、頑張ろう」と意欲が湧き、彼らのおかげで立ち直ることができました。

畑山 社長にとって、親友の死は本当に衝撃的な出来事だったようですね。

吉田 はい。それまでの私は、人生を深く考えることなく生きてきました。仕事にも「とりあえず金になればいい」という程度の意識で取り組んでいたように思います。でも、志半ばで亡くなった親友のことを考えると、「何事も後回しにするのは良くない」と感じましたね。

畑山 これまでのお話を伺って、社長が何よりも人を大切にしていらっしゃることが良く分かりました。

吉田 そうですね。特に自分の家族、従業員とその家族、そして、亡き親友の奥さんと子どもたちが一番大事です。「親友に似ている子どもたちの将来が楽しみだね」と話していますよ。
 また、大きな契約を結ぶ前には、必ず親友の墓参りをするんです。それがうまくいく要因だと思っていますね。

畑山 社長のご活躍を、きっと親友も見守っていることでしょう。では、今後についてはいかがですか?

吉田 実は、この1年ほど何度も行き来して進めてきたアフリカのウガンダでの建設の仕事がようやく契約にこぎつけられそうなんですよ。現地の治安の問題もあり手探りで始めることになりますが、ウガンダの発展に貢献できる事業なので力を入れたいと考えています。これからも今以上に、精進していきたいですね!

GUEST COMMENT

畑山 隆則

福島の復興に力を注ぐ吉田社長。「会社を畳もうと考えた」というほど衝撃を受けた親友の死からも、3年という時間を掛けて見事に立ち直っていらっしゃる。今後はウガンダの発展に貢献する事業を間近に控えているそうですから、無理せず頑張って頂きたいですね。ご活躍を期待しています!


amazonからのご注文
2019年11月号
COMPANYTANK 2019年11月号

巻頭企画「天馬空を行く」には、第25代WBCスーパーバンタム級チャンピオンの西岡利晃さんがご登場!世界王者の栄冠を掴むまでの足跡を辿ります。

定期購読のご案内
 
LINE@無料会員登録はこちらから

LINE@無料会員登録はこちらから

interviewer's eye

カンパニータンクのインタビュアとして活躍されている各界の著名人たちに本誌編集局が逆インタビュー。

杉田 かおる 名高達男 時東ぁみ 矢部 みほ 鶴久 政治 宮地 真緒 水野 裕子 畑山隆則