インタビュー

IT

杉田 その集団を率いる社長が、日頃から意識していらっしゃることは?

横野 それは、スタッフが楽しく仕事に取り組める環境を整えること。例えば経営が黒字になったら、スタッフに還元しています。また定期的な会社行事は、休日を潰さないよう平日に開催しているんですよ。私自身には金銭欲も物欲もほとんどありません。年収1億円を目指すより、人がやりたいことを手伝うことで達成感を味わっているんです。そのため当社では、カフェやエステサロン経営、オーガニック野菜の販売など、スタッフがやりたいことに次々と挑戦しています。会社は、スタッフの夢を実現するためにあると考えていますからね。

杉田 社長は、ご自身がやりたいことを探しているうちに、みんながやりたいことを応援する生き方に喜びを見いだされたのですね。

横野 おっしゃる通りです。私は、本当に人に恵まれていると感じているんですよ。困ったときには、すぐに「なんとかするよ」と助けてくださる方が大勢いらっしゃいます。逆に、周囲の方から「横野に頼めば、なんとかしてくれる」と言って頂ける機会も多いんです。おかげさまで当社のお客様は、私がフリーランスの頃から10年、20年とお付き合いしている方ばかりですね。

誰もが笑顔になれる会社に

杉田 それだけ周囲の方々から信頼されているのは、社長の日頃の努力があるからこそなんでしょうね。

横野 確かに、よく周囲からは「努力する人間だ」と言われますね。でも、自分では実感がありません。私はただ、祖母の教え通り思いやりを大切にし、身を削って人の役に立つことを考えているだけ。損得よりも、その瞬間、自分もみんなも幸せならそれで良いと思って取り組んでいます。

杉田 素敵なお考えです。そんな社長が、スタッフの皆さんに日頃から伝えていらっしゃることは?

横野 あいさつなど、人として基本的なマナーを大事にするよう言い聞かせている以外は、特にありませんね。普段、私はスタッフに細かく指示はしないんです。むしろ「無理をするな」と声を掛けています。そのおかげか、何も言わなくても進んで仕事をしてくれますし、逆に苦手分野はあらかじめ避けているスタッフもいるんです。

杉田 なるほど、それぞれ得意な仕事に取り組めばいいというお考えですね。

横野 はい。そもそも人間同士の相性もありますし、「どんな環境でも耐えて頑張れ」というのは無理がありますよね。だから本当につらい仕事はやめてもいい、強制は絶対にしないというのが当社のポリシーです。そんな社風だからなのか当社の離職率はとても低く、スタッフの人数や業績もどんどん伸びています。今後もこのペースで仲間を増やし、飲食や美容など新事業にも積極的に取り組んでいきたいですね。そして、いずれは「ミクレニティホールディングス」にすることが私の目標。人付き合いを大切に、誰もが笑顔になれる会社を目指します!

GUEST COMMENT

杉田 かおる

横野社長は、世の中で一番大切なのは“人”であると理解していらっしゃいます。仲間を大切にし、会社とはスタッフの夢をかなえる場所であると考えておられる素晴らしい方でした。そのような会社で働く皆さんは、生き生きと仕事ができるでしょう。今後は、ミクレニティ(株)さんのような会社こそ成長できる時代になると思いますので、期待しています!

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