インタビュー

建築

アイエス建興株式会社

代表 島村 学
24歳で土砂・廃材運搬の仕事を始め、岩下一利氏と出会う。岩下氏の指導のもと成長し、将来的には独立をして共に仕事をすることを目標に掲げる。2018年11月、45歳で岩下氏とアイエス建興(株)を設立。ダンプ3台を保有し、優秀なスタッフらと共に、事業に邁進している。

営業部長 岩下 一利
柔道経験者。若き日の島村学氏に仕事のイロハを教える。やんちゃな生活をしていた島村学氏を粘り強く指導し、やがて固い絆で結ばれるように。62歳で島村氏のアイエス建興(株)立ち上げに参画。家族のような温かい会社にすることを目標に、部長として後進を育成中。

アイエス建興 株式会社
住所 〒124-0022
東京都葛飾区奥戸7-2-8 101

土砂・廃材などの運搬を手掛ける、アイエス建興(株)。業界歴20年を超えるベテランの島村学代表をサポートするのが、17歳年上の岩下一利氏だ。どんなときも支え合い、起業を決断した2人の将来の夢を、元ボクシング世界王者の内山高志さんが伺った。


2人の頭文字で社名を付けた

内山 土砂、廃材などの運搬事業を手掛けるアイエス建興(株)さん。島村代表と岩下部長の、起業までの歩みを教えて頂けますか?

島村 私は24歳でこの仕事を始めました。17歳年上の岩下は会社の先輩で、素人だった私に、一から教育をしてくれた人物です。その頃から「いつかは独立して一緒に仕事ができたら」と話していたんですよ。私は一時期、運送業から離れて別の仕事をした時期もありました。しかし、その間も岩下は私を支えてくれて、別の会社でまた一緒に仕事をすることになったんです。私にとって岩下は、親よりも兄弟よりも近い存在。社名の「アイエス」も、2人の名前の頭文字から名付けたんですよ。

岩下 柔道経験がある島村は出会った当時、体重が130Kgもありました。若くて迫力があって、やんちゃな盛り。私は「もう社会人で女房も子どももいるのに、そんなことではいけない」と指導したんです。彼はその教えを守って成長してくれ、そのうちに親しい間柄になりました。逆に私のほうが彼に支えてもらうようになっていましたね。

仲間を大切にする会社にしたい

内山 お二人が出会って21年。2018年11月に起業した理由が気になります。

島村 元の会社の人たちも応援してくれたこともあって、決断しました。実を言うと、私は病気の影響で、もうダンプを運転することができないんですよ。だから、車はあっても運転してくれるスタッフが見つかるか、私に会社を経営することができるのかとても不安でした。しかし、ふたを開けてみると優秀なドライバーが2人も入社してくれて、順調に滑り出すことができました。

岩下 私たちは2人とも、大きな病気を乗り越えた経験があります。お互いつらい思いをしたからこそ、「とにかく、やってみよう」と、力を合わせて起業する気持ちになれたのかもしれません。島村は45歳、私は62歳と遅いスタート。それでも、ありがたいことに昔からの仲間も応援してくれて、経営も軌道に乗りつつあるところです。

内山 事業を興すにあたって、お二人で話し合ったことはあるんですか?

島村 従業員を大切にしながら、働きやすい会社にしようということでしょうか。この業界では、従業員が経営者と揉めて辞めてしまうこともよくあるんですよ。私はこれまで、独立した途端、自分本位な振る舞いをする経営者を何人も見てきました。自分だけは、絶対にあのようにはならないと肝に銘じています。だから当社では絶対に、従業員と揉めるようなことはしないと話し合いました。また中には、元請けや経営者ばかりが儲け、従業員には最低限の賃金しか払われないケースも・・・。しかし当社は、従業員には頑張った分の給料をきちんと支払います。それは、自分がダンプを運転できなくなったからこそ、守り抜こうと誓ったことですね。

岩下 私も島村と同じ気持ちですね。当社は信用と信頼を大切にし、ミスやトラブルなく日々の業務を全うする。そして優れた人材を育成し、みんなで仲良く仕事を続けたいと考えています。

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